陸上

北京五輪女子代表の丹野、400Mリレー大会新V…陸上東北総体

陸上の東北総体が30日、山形・NDソフトスタジアムで行われ、北京五輪出場の丹野麻美(22)と木田真有(25)=ともにナチュリル=が出場。同女子1600メートルリレーのメンバーだった丹野と木田は、それぞれ女子400メートルリレー、同400メートルで優勝した。

 25日に帰国したばかりだが「お世話になった福島県のために」と、県別対抗戦でもある今大会に、福島の一員として参加。練習再開が前日の29日と調整不十分ながら、丹野はリレーのアンカーとして予選・決勝とも大会新と貫録を見せた。

 北京では予選敗退。「もっとスピードをつけないと、世界に通用しない」と丹野が言えば、木田も「個々のタイムを上げないと戦えない」。課題をみつけた2人が4年後のロンドンへ一歩を踏み出した。

|

女子は19歳佐伯が初レースでV/マラソン

<北海道マラソン>◇31日◇札幌市真駒内セキスイハイムスタジアム~中島公園

女子は初マラソンの19歳、佐伯由香里(アルゼ)が2時間31分50秒で初優勝した。

 昨年の東京マラソンを制した新谷仁美(豊田自動織機)が2時間32分19秒で2位、吉田香織(セカンドウィンドAC)が2時間33分37秒で3位に入った。

 新谷の後方でレースを進めた佐伯は28キロすぎに疲れの見えた新谷を振り切り、そのまま逃げ切った。

 男子は20キロ付近から独走した高見沢勝(長野・佐久長聖教員ク)が2時間12分10秒で初優勝。順大時代に箱根駅伝の山上りの5区で活躍した初マラソンの今井正人(トヨタ自動車九州)は2時間18分34秒で10位だった。

 [2008年8月31日19時4分]

|

土佐選手、引退の意向 「マラソンは一区切り」

北京五輪女子マラソンで途中棄権した土佐礼子選手(三井住友海上)は29日、出身の松山大(松山市)で開いた報告会で「まだ会社と相談していないが、マラソンは一区切りにしたい」と引退の意向を示した。

 土佐選手は17日のレースでは右足痛のため25キロ付近で断念し、足を引きずる痛々しい姿で19日に帰国。現在は「歩くのは大丈夫だが、走るのは1カ月半はかかる」状態という。

 今後については「また走りたいと思えばやってみたい」としたが、「競技者としては引退か」との問いには「この辺でと思っている」と答えた。

 現在の心境は「(五輪が)最後と思っていたので悔いが残るが、スタートラインに立つことができ、幸せな大会になった」と涙ながらに振り返った。

|

福島、ロンドンで飛躍誓う!千里の道は北京の一歩から…陸上

北京五輪陸上女子百メートルに、五輪日本女子56年ぶり出場を果たした福島千里選手(20)=北海道ハイテクAC=が26日、帰道。早くも4年後のロンドン五輪での飛躍を宣言した。故郷の幕別町では「栄誉賞」を新設して表彰、所属する北海道ハイテクノロジー専門学校を運営する慈恵学園グループ(本部・大阪)でも「総長賞」授与の方針を固めた。

 この日午後3時半、2週間ぶりに“本拠地”恵庭に帰還した福島。日の丸の小旗を振って出迎えた約100人の学校関係者、チームメートらへ新たな決意を披露した。「北京五輪出場は私にとって小さな一歩でも、日本女子陸上界にとっては大きな一歩になったと思います。次のロンドンにも、道ハイテクACのチームメートと一緒に出たい」

 今春、女子百メートルの日本タイ(11秒36)をマークし、この種目半世紀ぶりの五輪代表を射止めたシンデレラ。初陣五輪は、16日の1次予選5組、11秒74。5着で敗退した。

 「スタートは良かったけど、中盤から硬くなった。自分の力はこんなもんじゃないと思うけど、あの舞台では精一杯、全力を出したと思う」と振り返った。

 五輪前“未知の扉”の先を見てみたいと話していた。「(五輪は)出るのも大変だけど、出てからからも大変だった。でも、自己新を出せば準決勝まで行ける手応えもつかめた」という。

 会場では、男子百、二百メートルを世界新で制したウサイン・ボルト(22)=ジャマイカ=の走りや、男子四百メートルリレーの日本男子銅メダルの感動シーンも目撃。経験したことのないインパクトを受けた。

 道ハイテクACの中村宏之監督(63)は「顔を見て安心した。夢舞台を経験したことで、新たな自覚や意欲を持って競技に取り組めるはず。それを4年後に生かしてほしい」と激励。

 来年は世界陸上(ドイツ)も控える。「パワーをつけ、また世界に挑戦したい。ロンドンではリレーで北風さんや寺田さんと新しい歴史を作りたい」と福島。シンデレラストーリー第2章が、スタートする。

|

女子400Mリレー、ハイテク基地からロンドンへ

北京五輪陸上女子四百メートルリレー出場を逃し、次回ロンドン大会で1964年東京大会以来、48年ぶり五輪出場を目指す日本チームが今冬、初めて北海道ハイテクACのインドアスタジアム(恵庭市)で強化合宿を計画していることが28日、分かった。同施設を拠点とし、北京五輪女子百メートルで日本勢56年ぶり五輪代表となった福島千里(20)の活躍が引き金だ。

 女子四百メートルリレーのチームJAPANが、北国のハイテク基地からロンドンを目指す。「日本陸連女子短距離部から要望があった。早ければ12月中に初めてリレーチーム合宿を実施できそう」と道ハイテクAC・中村宏之監督(63)。

 日本陸連女子短距離部は、北京五輪の四百メートルリレー出場を目指し、昨年12月から候補選手を3チーム編成で強化。千葉の日本エアロビクスセンター、東京のナショナルトレーニングセンターなど、今春まで5回の強化合宿を行ってきた。

 タイムランク上位16か国・地域に与えられる五輪代表権を目指したが、主力の北風沙織(道ハイテクAC)が故障リタイアしたこともあって、出場権を逃した。

 今回の北京五輪では、男子四百メートルリレーで日本チームが、日本リレー史上初の銅メダルを獲得する快挙。「五輪を目指す場合、女子も技術とチームワークを生かせる四百メートルリレーが、短距離の最有望種目」(中村監督)という認識は、日本陸連女子短距離部とも一致した。

 陸連が、福島、北風、寺田明日香らトップ選手を輩出する道ハイテクACのインドアスタジアムを使った冬トレに注目、今回の要望となった。今後は、スタジアムの隣接地に宿泊用ゲストハウスを着工する予定だ。

 次期五輪リレーメンバーは福島、北風、寺田のハイテクトリオも有力候補。今後は来年の世界選手権(ドイツ)、4年後のロンドンに向け、インドアスタジアムを継続的に活用する計画だ。北京五輪女子百メートルで56年ぶり代表の福島を生んだ拠点が、“北のナショナルトレセン”として注目を集めそうだ。

 ◆インドアスタジアム 北海道ハイテクノロジー専門学校(恵庭市)が06年12月に総工費2億5000万円、備品を含めると約3億円をかけ完成。全長130メートルで最大6レーンの屋内競技トラック。跳躍用砂場、バスケットゴール、ウエートトレ室なども備え、冷暖房設備も完備している。

|

トメスク逃げ切り!中村は13位、土佐はリタイア、病院へ…女子マラソン

◆北京五輪 女子マラソン(17日・五輪マラソンコース=天安門広場-国家体育場、42・195キロ) 中盤から独走したコンスタンティナ・トメスク(ルーマニア)がそのまま後続を引き離し、2時間26分44秒で優勝。キャサリン・ヌデレバ(ケニア)が前回アテネ五輪に続く銀メダル、周春秀(中国)が銅メダルを獲得した。

 この種目で前々回シドニー大会、前回アテネ大会と2連覇、1992年バルセロナ大会以降4大会連続メダル獲得を果たしていた日本勢だが、土佐礼子(32)=三井住友海上=はレース中に左足を痛め、25キロ付近でリタイア。救急車で病院に運ばれた。名古屋国際女子マラソン優勝で一気に浮上してきた新星・中村友梨香(22)=天満屋=も30キロ付近で遅れ、2時間30分19秒で13位。メダル獲得はならなかった。

中村友梨香「(トップに)ついていこうと思ったけど、いけなかった。トップレベルと自分との力の差を感じた。(4年後のロンドン五輪へ)1年1年経験を積んで、強くなるよう頑張りたい。最後の方は思うように(足が)動かなかったが、これが自分の実力。(シドニー、アテネと)日本人が続けていた優勝ができなかったので、もうちょっと頑張れたらよかったなと思う」

|

土佐がリタイア 中村も遅れだす

北京五輪の女子マラソンは17日午前、天安門広場をスタート。土佐は16キロ付近から遅れだし、25キロ過ぎにリタイアした。中村も、28キロ手前でトップを追う集団から遅れだした。20キロすぎでトメスクが抜け出し、独走態勢に。

|

44年ぶり400m丹野は予選敗退/陸上

<北京五輪:陸上>◇16日◇女子400メートル予選

 日本勢で44年ぶりに出場の丹野麻美(ナチュリル)は52秒60の5組4着で予選敗退した。

 丹野は「自分では走れていないとは思わないけど、少しタイムが悪いので残念。日本記録を出したかった。五輪に出場できて、(結果は)残念だけど、少しでも世界に近づけたのはよかった」と話した。

 [2008年8月16日14時14分]

|

福島5位でのゴールに拍手

北京五輪の陸上女子100メートル予選に出場した福島千里選手(20)が所属する北海道ハイテクAC(北海道恵庭市)近くのレストランには16日、大型テレビが設置され、チーム関係者や地元住民ら約100人が観戦。惜しくも5位でのゴールに温かい拍手が送られた。

 日本勢として56年ぶりの出場。集まった人たちは、号砲が鳴ると一斉に日の丸を振りながら「がんばれー」と大声で声援。

 福島選手と一緒に練習しているという高校1年星沙也加さん(16)は「スタートがすごかった。これからも頑張ってほしい」と話していた。

|