鹿児島実、4年ぶり16度目/鹿児島大会
<高校野球鹿児島大会:鹿児島実4-2鹿児島工>◇16日◇決勝
鹿児島実が4年ぶりの夏に名乗りを上げた。宮下正一監督(35)は「今日の1勝を取るために、この1年やってきた。ナイスゲームでした」と選手をたたえた。2点差の9回表2死一、二塁。昨夏の決勝は1点リードの9回裏、神村学園に逆転サヨナラ負けを喫した。そんな悪夢が、チーム全員の脳裏をよぎった。しかし、岩下圭(3年)が投じた「この夏で最高のストレート」が内角低めにズバッと決まった。エースの松窪岬(3年)が不調のため、3回戦の古仁屋戦以外すべて登板。準々決勝、準決勝を連続完封した右腕はこの日も140球を投げ込んだ。「投げる機会が少ない松窪が、1回1回声を掛けてくれた。あいつに甲子園で投げてほしくて…」。苦しむエースにささげる勝利でもあった。湊崎諭史(3年)主将は「甲子園でも鹿児島代表として大暴れしたい。目標は全国制覇です」。1年がかりで悲願を達成したナインが、今度は全国の頂点を目指す。
[2008年7月17日11時39分 紙面から]
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