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2008年6月

八戸西、合言葉は「打倒私立」…高校野球青森県組み合わせ抽選会

第90回記念全国高校野球選手権青森県大会(7月10日開幕)の組み合わせ抽選会が24日、青森市で行われた。昨年4強の八戸西は「打倒私立」を合言葉に掲げ、初戦2回戦で鶴田と南部工の勝者と対戦、初の甲子園出場を狙う。5連覇のかかる青森山田は、五所川原と青森東の勝者を迎え撃つ。

 トップの青森山田に3番目の光星学院。県内2強に挟まれ、2番目に抽選に臨んだ八戸西の田沢亮介主将(3年)は、マイクアピールで言い切った。「毎回、私立が(甲子園に)行っている。公立でもできることを証明します!」。堂々の宣言に会場が一瞬、どよめいた。

 1996年の弘前実を最後に、11年連続で代表の座から遠ざかっている公立勢。中でも八戸西は、昨春と今春に東北大会に出場、昨夏も4強入りと“ストップ・ザ・私立”の大本命だ。

 昨秋、県大会出場を懸けた八戸地区の代表決定戦で、光星学院に敗れてから「打倒私立」を合言葉に掲げた。「夏まで1万スイング」をノルマに、1日500回以上の素振り。冬場は学校から6キロ離れた南部山まで走り、公園内で坂道ダッシュを各自10本など、身も心も鍛え直した。田沢主将は「つらかったけど、確実にレベルアップした」。今春は東北大会にも出場。

 OBで日体大卒の斉藤昌宏氏(26)が、今春から非常勤講師として指導。ウエートでの体幹トレーニングや、練習後のケア方法などを伝授してきた。横田和也部長(40)は「体が強くなって、けがをする選手がいなくなった」と効果は抜群だ。

 田沢主将は「私立を倒すために公立に来た。みんな同じ思い。やればできるというのを見せる」初の代表切符獲得を誓った。

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道尚志・浜渕、復活の37号弾…北海道支部大会

◆高校野球選手権・札幌支部大会 ▽Eブロック1回戦 道尚志学園11―4札幌東豊=7回コールド=(23日・札幌麻生球場) 札幌支部Eブロック1回戦は道尚志学園が11―4の7回コールドで札幌東豊を下し、13年ぶり甲子園へ好発進。3回に4番・浜渕貴之(3年)が高校通算37号の右越え2ランを放つなど、15安打と打線が爆発した。札幌篠路も、先発全員の15安打で札幌稲西に8回コールド勝ち。釧根支部開幕戦では、センバツ21世紀枠候補の武修館が、昨夏北大会4強の中標津を8回コールドで破った。

 白球を思いっきり、しばき上げた。3点リードの3回無死二塁、4番・浜渕が内角直球を背筋270キロの怪力でフルスイング。打球は瞬く間に右翼芝生席へ飛び込んだ。高校通算37号となる2ラン。「バットの根っこだったけど、入ってくれた」詰まりながらも運んだ驚がくアーチに満面の笑みを浮かべた。

 この一発に触発されたのか、6番・山田清治(2年)も左中間最深部にソロアーチをかけ、一気に試合を決めた。斉藤仁監督(47)も「打ってほしい選手が打ってくれた」と褒め上げた。

 試行錯誤の春から、完全復活した。支部3回戦で北海にコールド負けした後、スランプに陥った。「北海相手にヒットを打とうとしてフォームが小さくなってしまった。ボール球にも手を出してしまい調子も落とした」と、ドン底を振り返る。

 そのとき、指揮官がかけた言葉は「本来の豪快さを失うな」のひと言だけ。主砲の修正力を分かっていた。

  すぐさま自分自身でフォームを調整。「下半身に力が均等に伝わるように」(浜渕)と、肩幅より広めだったスタンスを、シューズ1足分、狭めた。この日は適時打と犠飛を含め2安打4打点。最後の夏に間に合わせた。

 次は強敵・札幌第一が待ちかまえる。甲子園は北海道工時代の95年以来、遠ざかっているが「自分が打たないと始まらない。このまま波に乗っていきたい」と4番の自覚をにじませた。浜渕のフルスイングが13年ぶりの頂点へと導く

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札幌篠路、先発全員安打!8回コールド発進…北海道支部大会

◆高校野球選手権・札幌支部大会 ▽Fブロック1回戦 札幌稲西1―10札幌篠路=8回コールド=(23日・札幌麻生球場) 札幌支部Fブロック1回戦は、札幌篠路が先発全員の15安打で札幌稲西に8回コールド勝ちした。

 札幌篠路打線が止まらない。面白いように外野に打球が飛んでいく。終わってみれば先発全員の15安打で8回コールド勝ち。長打は2本だけだったが、コツコツと単打を積み上げた。初回2死、走者なしから敵失と4連続単打で3点を先取。8回も3単打に死球を絡め、3点をもぎ取った。

 スタンドを埋め尽くした全校応援にも燃えた。3番・山下大輔(3年)は「やっぱり気合の入り方が違った」と、3安打でクラスメートの声援に応えた。平山賢一監督(44)も「応援で勝たせてもらった。でも、選手にはプレッシャーになったかな」と初戦突破にニンマリ。

 次は春の王者・東海大四だ。堀正剛主将(3年)は「強い気持ちで臨みたい。春の全道一になったチームに勝てたら甲子園も見えてくる」と力強い。篠路打線がコツコツと、でっかい勝利をたぐり寄せる。

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浦添商・伊波がフル回転!先発、救援、2ラン!…高校野球選手権沖縄大会

◆高校野球選手権沖縄大会 ▽2回戦 具志川3―10浦添商=8回コールド=(23日・浦添市民) 沖縄大会では浦添商の今秋ドラフト候補右腕・伊波翔悟(3年)が初戦を迎え、自己最速にあと1キロと迫る147キロの直球で先発、救援とフル稼働。打っては先制右越え2ランと投打に活躍し、具志川に10―3で8回コールド発進。6球団のスカウトをうならせた。

 ワンマンショーだ。4点リードの7回2死満塁。伊波は左翼の守備から緊急リリーフすると、外角低めの直球で見逃し三振に斬り、ピンチ脱出。ド派手なガッツポーズで球場を沸かせた。「大観衆の中で投げる緊張感が好き」先発4回を無安打無失点。大量リードでいったんマウンドを譲ったが、リリーフと合わせて計5回1/3を1安打1失点。6奪三振で非凡な才能を見せつけた。

 センバツV右腕の沖縄尚学・東浜巨が好敵手。ソフトバンク・福山スカウトは「剛の伊波、柔の東浜」と評価した。「目標は甲子園。決勝で沖縄尚学を倒したい」真っ向勝負で、夢舞台へ駆け上がる。

 ◆伊波 翔悟(いは・しょうご)1990年8月7日、沖縄・宜野湾市生まれ。17歳。小学4年から野球を始め、嘉数中では宜野湾ポニーズに所属。2年の時にエースとしてアジア大会優勝、世界大会5位。高校では1年夏からベンチ入り。同年秋からエース。今春県V、九州大会準V。家族は両親と兄、姉。174センチ、73キロ、右投左打。

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青森北、30年ぶりへ守る/青森

全国高校野球青森県大会の組み合わせ抽選会が24日、青森市の青森県総合社会教育センターで行われ、出場75校の対戦相手が決まった。

 青森北は春季県大会で久々のベスト4進出。30年ぶりの夏の甲子園を目指す古豪は、三沢商や五所川原農林などの有力校と同ブロックになった。亀山一平主将(3年)は「どこと当たっても自分たちの野球をやるだけ」としながらも「守りを大事に、今年こそ完全燃焼の夏にして、甲子園に行きます」と闘志を見せた。

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八戸西・田沢主将が打倒私立/青森

全国高校野球青森県大会の組み合わせ抽選会が24日、青森市の青森県総合社会教育センターで行われ、出場75校の対戦相手が決まった。

 八戸西は97年以降、私立校の甲子園出場が続く中、田沢亮介主将(3年)が打倒私立を宣言。「毎年、私立校が甲子園に行っているが今年は県立のうちが行きます。そのため猛練習をしてきた」と闘志むき出し。同ブロックのもう1つのシード校は躍進中の浪岡。「同じ県立の強豪だが、負けるわけにはいかない」と公立も打倒宣言だ。

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光星学院、1戦1戦全力で/青森

全国高校野球青森県大会の組み合わせ抽選会が24日、青森市の青森県総合社会教育センターで行われ、出場75校の対戦相手が決まった。

 光星学院は八戸工大一、三沢、八戸、弘前実、木造と甲子園経験校が同ブロックに入ったが、柴田憲二主将(3年)は「1戦1戦全力で戦うだけ」と淡々と話した。夏の甲子園から遠ざかること4年。今年1月、OBの巨人坂本が母校を訪れた時に「今はしんどいかもしれないが、これを乗り切ればいい思いができる」と激励された。「先輩の活躍を見習って悔いのない戦いをします」ときっぱり。

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青森山田が県史上初V5に闘志/青森

全国高校野球青森県大会の組み合わせ抽選会が24日、青森市の青森県総合社会教育センターで行われ、出場75校の対戦相手が決まった。

 青森山田は同ブロックに青森、青森商、弘前など古豪が入った。長谷川秀輝主将(3年)は「相手は関係ないが、組み合わせが決まってホッとした」という。県史上初のV5がかかるが「自分たちで途切れさせるわけにはいかない。守りからリズムをつくる、自分たちの野球をしっかりやっていきたい」と、偉業へ闘志満々だった。

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中里が9人で3年ぶり出場/青森

全国高校野球青森県大会の組み合わせ抽選会が24日、青森市の青森県総合社会教育センターで行われ、出場75校の対戦相手が決まった。部員不足で過去2年、出場できなかった中里は今回、登録メンバーぎりぎりの9人で、3年ぶりの出場にこぎつけた。初戦の相手は十和田工に決まり、チームとして8年ぶりの白星を目指す。

 3年ぶりに、中里の名前が抽選会場に響き渡った。「中里高校、67番!」松橋宏樹主将(3年=投手)が高らかに告げた。慢性的な部員不足で、公式戦は一昨年春の五所川原地区予選以来、出ていない。球児にとって一番の晴れ舞台の夏も、過去2年は不出場。3年生にとっては、今回が最初で最後の夏となる。

 最近まで、出場できるかどうかは微妙だった。だが「選手たちがどうしても出たいと言ってきた」と脇川雅仁監督(52)はナインの熱意を指摘する。3月の時点で部員は3人だけ。4月以降、1、2年生の7人が入部し10人となった。だが1人は転校生のため、規定により出場できず登録選手は、ぎりぎりの9人。校内で話し合いが持たれ、最終的に里村英博校長が決断、出場をナインに直接、告げた。「うれしかった!」と松橋は、その時のことを振り返る。

 昨年まで、3人の3年生は他校に出掛けて練習をさせてもらった。今年は自分たちのグラウンドで練習ができた。脇川監督は野球経験がなく、中泊町役場勤務の越野進一さん(36)がコーチを買って出てくれた。越野さんは八戸工大一の捕手、主将として90年夏の甲子園に出場した人。その厳しい指導を受けてきた。

 スクールバスの最終の出発が早いため、父母たちが交代で車で送迎し、遅くまで練習できるようになった。多くの人の協力で実現した夏の晴れ舞台。「9人なのでケガに気をつけ、3年間やってきたことを全部出し切って、悔いのない戦いをする」。松橋は言葉に力を込めた。

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北海鍵谷143キロ13K完封/南北海道大会

<高校野球南北海道大会:北海4-0札幌光星>◇24日◇札幌地区2回戦

 古豪・北海がエース鍵谷陽平(3年)の力投で夏34度目の甲子園へ発進した。札幌光星戦に先発した鍵谷は、最速143キロの速球で真っ向勝負。奪三振13、被安打3、与四球1と「プロ注目」に恥じない投球を見せた。打っても2打点を挙げる活躍で4-0の勝利に貢献。七飯町から北海にあこがれて入学した軟式上がりの“雑草”が、9年ぶりの聖地へチームを引っ張る。

 9年ぶりの聖地を目指し、北海の鍵谷が初回から飛ばした。相手打線がスライダーにまったく手を出さないとみると、速球主体に切り替えて3回までに7奪三振。中盤でペースは落ちたが、本来「理想の投球は(9回を)27球で終わらすこと」と言う男だけに、三振に固執はしない。丁寧にコーナーを突き凡打の山を築いた。終わってみれば外野への飛球は安打を含め5つだけ。三塁を踏ませない快投だった。

 自らのバットでも勝ちを呼び込んだ。1点リードの2回裏、2死二塁から右前にしぶとく落とし、立島達直捕手(3年)を迎え入れた。6回裏には1死三塁で三塁前にスクイズを成功させ4点目。06年の南北海道準優勝校を、力でねじ伏せた。

 春の段階では力んで高めに球が浮く癖があったが、力を入れすぎないように投球フォームを調整。さらに会心の投球ができた時の自身のビデオや、プロの一流投手の投球を見ていいイメージをふくらませた。その結果、この日は「余裕を持つ。投げ急がない」と自らに言い聞かせてのマウンドだった。

 七飯中ではエースで4番だったが、近隣の函館市内の強豪ではなく、遠い北海を選んだ。「北海のユニホームがあこがれだった。それに地元にいると甘えが出て成長ができないと思った」。意識を高く持ち、遠く札幌に出ての下宿暮らし。北海には中学で硬式を経験している選手が多いが、軟式上がりということもハンディとしない。

 当然、プロも昨秋から注目。日本ハムの石川統括本部スカウトは「体に力がある。変化球に若干、制球の甘さがあるが、直球の安定感は十分」と素質を認めている。本人もプロ入りの夢はあり、この夏は最後のアピールの場でもある。「最後の夏に焦ってもしょうがない。楽しみながら甲子園を狙いたい」。雑草エースの右腕はまだまだうなりを上げる。

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宮古エース垣花3戦36イニング/沖縄大会

<高校野球沖縄大会:宮古2-1浦添>◇23日◇2回戦

 宮古が1回戦で引き分け再試合を勝ち抜いて臨んだ2回戦も、またまた延長で勝利を決めた。9回裏に1-1に追いつき、12回サヨナラ押し出し。初戦で2試合を完投し、24イニング276球を投げたエース垣花慶彦(3年)はこの日も12回を完投。「延長15回を投げきったので、今日も延長に入っても投げられる自信はありました」と笑みを浮かべた。

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北海道尚志快勝、浜渕37号/南北海道大会

<高校野球南北海道大会:北海道尚志学園11-4札幌東豊>◇23日◇札幌地区1回戦

 北海道尚志学園が猛打で1回戦を突破した。3-0で迎えた3回裏、4番・浜渕貴之一塁手(3年)が流れを決める2ランを放ち、チームに弾みをつけた。勢いに乗ったナインは15安打と爆発、札幌東豊を11-4の7回コールドで下した。これで浜渕は高校通算37本目。この夏、注目の「ミスター・フルスイング」が、豪快にチームを引っ張っていく。

 思い切り良く振り抜いたバットを、浜渕は数メートルも後方に放り投げた。3回無死二塁。打球は右翼席の芝生でワンバウンドすると、そのまま麻生球場の場外へ消えた。昨秋の札幌琴似工戦(札幌麻生)では場外弾を2発も放った男だ。何事もなかったように淡々とダイヤモンドを回り、ベンチも出迎えることはない。公式戦10本目の本塁打では当然かもしれない。

 183センチ、93キロ。体格だけで投手に重圧をかけられる打者だが、外見だけでなく背筋力270キロと驚異のパワーも誇る。目標の選手も巨人小笠原、レイズ岩村とフルスイングが身上の打者。バットを放るのも高校1年時からのあこがれだ。「ボテボテだと走るのだけで精いっぱいですけど」。バットが舞うということは打球も飛ばしている、ということだ。

 そんな男も今春、自身のスタイルに悩んだ時期があった。札幌地区の北海戦で「大きいのでなく安打を狙おう」と考えた。主将という立場もあったが、柄にもなくミートしやすい足幅に変更し、逆に調子を崩した。チームも完敗した。その後、斉藤仁監督(47)から「持ち味をなくすな。多少強引でも振っていけ」と助言をもらい、迷いが吹っ切れた。

 次戦は札幌一と対戦。「相手の名前は別として、自分らの野球をやるだけ」という浜渕に対し、指揮官は「浜渕が打つとチームに勢いがつく。小さくならず豪快にいってほしい」と期待を込めた。南北海道大会に進み、甲子園も手にしたら、入学前に目標30本だった高校通算本塁打は、いったい何本まで伸びているのだろうか。

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東北・萩野らにプロ注目/高校野球

第90回全国高校野球選手権記念の岩手、秋田、山形大会組み合わせ抽選会が26日、各県内で行われた。これで東北6県すべての組み合わせが決定。7月5日の宮城大会を皮切りに、東北各地で熱戦が繰り広げられる。
今年も各県には注目度が高い好選手がめじろ押し。その中でも東北(宮城)の萩野裕輔投手(3年)が大きな注目を集めている。1メートル80、79キロのMAX143キロ左腕。快速球を連発することはないが、カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボールを駆使し、ストライク先行で波の少ない安定したピッチングだ。高校生の中では、余裕すら感じられる。

 3年生投手は合川(秋田)の小林直哉、東海大山形(山形)の赤間謙、久慈東(岩手)の中村智哉らに注目。左腕では会津農林(福島)の加藤愛一郎(3年)がいる。

 2年生投手は光星学院(青森)の下沖勇樹、花巻東(岩手)の菊池雄星らで、下沖は福岡中(岩手)3年時の2年前、全国中学校軟式野球大会で優勝した右腕だ。菊池は最速149キロでプロが注目する本格派左腕。日々進化する2年生にプロのスカウトの視線が熱い。

3年生の野手では専大北上(岩手)の中井隆盛一塁手。1メートル84、86キロの左打者は、主将としてチームを引っ張る高校通算39本塁打の長距離砲だ。東北の宮下英彦三塁手は強肩強打の右打者。足も速い。仙台育英・橋本到中堅手は、左打席から柔らかいバットコントロールでヒットを量産する広角打者。1メートル72、70キロと大型選手ではないが、攻・走・守3拍子そろったキャプテンだ。

 東北は1番を打つ左打者の植田一気、2番を打つ右打者の高橋知秀遊撃手も注目される。聖光学院(福島)の黒羽剛広右翼手は、主将として4季連続甲子園出場を目指す左の好打者だ。

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春季全道V東海大四はヒヤヒヤ発進 伏見一発も笑顔なし…北海道支部大会

◆高校野球選手権・札幌支部大会 ▽Fブロック2回戦 東海大四3―2札幌篠路(25日・札幌麻生) 札幌支部では春の全道大会優勝の東海大四が、主砲・伏見寅威(とらい、3年)の貴重なアーチなどで3点を取り、佐々木亮(3年)が札幌篠路に2点を奪われながら11奪三振で逃げ切った。

 “トライ”のバットが火を噴けばチームは勢いに乗る。硬くなる最後の夏の初戦も伏見がナインの緊張を解きほぐした。毎回走者を出しても1点しか取れずに苦闘を強いられて迎えた6回無死だ。主砲の一撃は両翼92メートルの左翼フェンスをゆっくり越えた。

 「ストレート。てっきりレフトフライかと思いました。でもみんなヒットを打つことよりもっと集中力を持ってやらないと、この夏が最後なんだから…」主将として自分の一発も試合内容にも納得いかない様子だった。

 この回は連打と佐々木自らの中犠飛で安全圏に入ったはずだが、それでも7回まで2安打8奪三振のエースは8回に突如乱れた。2死走者なしから連続四球を出し、その後3連打で1点差まで追い上げられる始末だ。

 「簡単に2アウト取ってから四球を出したのがよくなかった。悪くはなかったけど良くもなかった。緊張から球がばらついて…」と佐々木は投球内容を反省する。

 「これで夏は春とは違うという感じが分かったと思う。受け身になったら絶対ダメなんです」と大脇監督にとってまさに警戒心を抱かせた初戦だったに違いない。

 ◆札幌篠路・佐藤意地見せた 
  ○…春の全道王者に最後までくらいついた。3点差の8回には3連打などで1点差に詰め寄った。左腕エース佐藤裕太(3年)は、先天的に肩の関節がゆるく昨秋、今春と故障。大会前もほとんど投げ込みができなかったが、直球と大きなカーブで3失点に抑え、134球の粘投。「肩は痛かったが、東海の打線に気持ちで負けなかった。もり立ててくれたバックに感謝したい」と涙をぬぐった。

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一迫商、地震に勝って2強に勝つ…宮城大会組み合わせ抽選会

第90回全国高校野球選手権宮城県大会(7月5日開幕)の組み合わせ抽選会が25日、仙台市内で行われた。岩手・宮城内陸地震で、室内練習場などが被害に遭った一迫商は初戦2回戦で泉と対戦。被災した町に元気を与えるため、05年春以来の甲子園を目指す。3年ぶりの代表を狙う東北は2回戦で岩出山と伊具の勝者、V3の懸かる仙台育英は仙台向山と上沼の勝者を迎え撃つ。

 一迫商に衝撃が走ったのは14日朝。最大震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震が発生し、室内練習場には無数の地割れが走り、大きな溝で長さ20メートル、深さ15~20センチに至った。地域の協力で無償使用してきた市営グラウンドの照明も破損した。

 照明復旧までの4日間は練習時間が2時間短縮された。熊谷主将は「大会に集中したい時だったので不安でした。でも(短縮された)時間を補うため、とにかく集中して頑張りました」と話した。

 野球部は“復活”したが、地域は今も復旧に向け、活動中だ。それでも地域住民からは「頑張ってね」と声を掛けられる。95年の阪神・淡路大震災で当時のプロ野球・オリックスなどが「がんばろう神戸」を合言葉にしたように、熊谷主将も「がんばろう一迫」をチームモットーにした。

 「みんな大変な思いをしているのに…。自分たちの活躍で町に活気を与えたい」。さらに05年春にセンバツ出場した時の先輩の集合写真を眺めては「自分たちもこのグラウンド(甲子園)でプレーするんだ」と心に言い聞かせてきた。

 地震の翌日、熊谷貞男監督(53)は長男でもある熊谷主将に「こんな大事な時期、キャプテンがしっかりしなきゃダメ」とゲキを飛ばした。熊谷主将は「町のためにも頑張りたい。目標は全国制覇です!」。自分たちのために、そして地域のために―。一迫商が初の夏代表を狙う。

 ◆宮城県立一迫商 1973年創立の県立共学校。生徒数は306人(うち男子175人)。野球部は創立と同時に創部し、現在部員34人。地域一体となった取り組みが評価され、05年春のセンバツに21世紀枠で出場。弓道部や柔道部も盛ん。大友博校長。所在地は、宮城県栗原市一迫。

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函大有斗完封発進/南北海道大会

<高校野球南北海道大会:函館大有斗5-0函館ラサール>◇22日◇2回戦

 函館大有斗が2年生エース工藤翔太の好投で、函館ラサールに5-0と完封発進した。工藤は2回に2安打を許したが、それ以外の回を無安打に抑え、四死球も1だけ。早めに追い込み、打たせて取る投球で三塁を踏ませなかった。

 9回2死から初めての四球を許した。それでも後続を三塁ゴロに打ち取り完封達成。許した安打はわずか2。だが奪三振も7にとどまった。春の大会後「三振狙いを捨て、打たせて取る」という投球に自己改革した2年生エースらしい内容だった。

 7回で14奪三振の経験もある本格派。春季地区予選の函館工戦で先発した時は「どんどん三振を取ってやると思っていた」が、制球が定まらず四死球を連発。走者をためては安打され、守備陣もリズムを崩し失策を重ねた。それから「勝つにはコントロールが一番大事だと考え直した」。エースに意識革命が起きた。

  セットポジションで制球が甘くなる欠点を克服するため、投球練習の7割をセットポジションで投げるようにした。投手出身の片口伸之監督(28)からも足の上げ方や投球リズムを教わり、制球第一の投球に徹した。「最後の最後だけは三振で締めようと力んじゃいましたけど」。それも今は笑って言える。

 次は春に完敗した函館工戦。片口監督は「やられたものはやり返してほしい」と期待する。「はい、絶対にリベンジします。三振を取りにいかず、力まず勝ちにいきます」。スタメン9人中5人が2年生という若いチームの柱が宣言した。

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沖縄尚学が春夏連覇へ好発進/沖縄大会

<高校野球沖縄大会:沖縄尚学7-0名護商工>◇22日◇1回戦

 センバツ優勝の沖縄尚学が春夏連覇へ向けて好発進した。22日、1回戦で名護商工と対戦し7-0の8回コールドで勝利。プロ注目のエース東浜巨(ひがしはま・なお=3年)が8回を5安打無失点に抑え、自己最多の13奪三振をマークした。春V腕の力を見せつける投球で最後の夏の幕を開けた。

 万全ではないが、東浜が全国NO・1の実力を見せつけた。「昨日(21日)までは期待より不安の方が大きかった」と比嘉公也監督(26)がいうほど調子が悪かった。直球は制球が定まらず、変化球もバラツキがあった。得意のツーシームは封印し、スライダーで三振の山を築いた。

 それでも最速は144キロ。リードを奪った後半、ようやく笑みが浮かんだ。「センバツより緊張しました。今日は絶不調だったけど、悪い中で抑えられたのが良かった」と胸をなでおろした。嶺井博希捕手(2年)も「今日がこの1年で最悪でした。だけど試合であれだけの投球をするのはさすがです」と底力に目を見張った。

 センバツ直後の大フィーバーは落ち着いたが、注目度はまだまだ高い。人々に囲まれてしまうため、那覇市内中心部への買い物に出かけたことは1度もない。1回戦としては異例の4000人の観衆でスタンドは超満員となったが「甲子園を経験しているので今日はあんまり多く感じませんでした」とサラリと言う。センバツの経験が精神的にも大きく成長させた。

 甲子園には5勝しなければならない。「この夏は楽しむだけです。最後だから後悔するより楽しみたい」。春に見せた「巨くんスマイル」が沖縄の夏空の下ではじけた。

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智弁和歌山V筆頭候補/和歌山展望

春の覇者・智弁和歌山が筆頭候補。岡田俊哉(2年)が安定し、センバツ8強の布陣に1年の西川遥輝が1番遊撃で加わり、4年連続を目指す。対抗はドラフト候補の木本幸広投手(3年)を擁する日高高中津分校。県和歌山商、高野山、国際開洋二も力がある。

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セ・パ誕生60年の来季に新イベント

日本プロ野球組織(NPB)の事業委員長を務める巨人の清武英利・球団代表は23日、セ・パ両リーグ誕生60年目を迎える来季、新たなイベント試合を検討していくことを明らかにした。近く選手会側に共同企画を呼びかける。

 1チーム24試合制の交流戦は、今季で暫定期間の2年を終了。セ・リーグは来季以降、交流戦の試合数減少を視野に入れているが、清武代表は「交流戦を減らすにしても、サッカーの天皇杯のような別のものを考える必要がある。節目の年をどう盛り上げるかを考えたい」と語った。

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常葉菊川初戦は聖隷vs大仁の勝者/静岡

第90回の記念大会となる全国高校野球静岡大会(7月5日開幕、草薙球場ほか)の組み合わせ抽選会が21日、静岡市で行われた。県勢では戦後初となる4季連続甲子園を目指す常葉学園菊川は、13日の2回戦で聖隷クリストファー-大仁の勝者と対戦が決まった。6月に内野の控えだった高瀬旭弘(3年)を正捕手にコンバート。新たな布陣で夏に臨む。開幕戦は、昨年4強の静清工-同16強の静岡東という強豪同士の好カードとなった。選手宣誓は、日大三島・芦川翼主将(3年)が行う。

 抽選会場がどよめいたのは、常葉学園菊川の隣に強豪の聖隷クリストファーが入った時だった。くじを引いた常葉学園菊川・前田隆一(3年)は「いきなり聖隷となるのはいやですけど(ブロックは)結構厳しいという程でもない。とにかく甲子園に行くしかない。初戦に勝って勢いをつけたい」と、表情を引き締めた。

 準々決勝(対常葉学園橘)で敗退した春季県大会後、コンバートを決行した。大会を目前に控えた6月に入り、正捕手に内野の控えだった高瀬を抜てき。佐野心監督(41)は「野島、戸狩と左右に140キロ級がいながら、橘に10点以上取られた。これは投手の調子が悪いという次元ではない。(捕手が)内角直球を放らす努力が欠けていた」と理由を説明。野球知識が豊富で、人望のある高瀬に扇の要を任せることを決めた。

 中学から内野一筋の高瀬は、小学校以来、捕手経験がなかった。しかも左手首はキーンベック病(月状骨軟化症)で痛みを抱えている。それでも「試合に出られるなら(捕手を)やりたい。チームが勝つためにプレーしたい。手首はこれ以上悪くならない。最大限のケアをしていきます」と覚悟を決めた。当初はミットで反応しようとしてショートバウンドを止められなかったが、練習を重ねて胸で止めることを覚えた。

 性格の明るい高瀬が捕手に入ると、チームの雰囲気が向上するという。エース戸狩聡希(3年)は「元気よくてテンポがいいのでやりやすい」。野島大介投手(3年)も「よく野球を知っているので指示がいいし、明るいからバッテリーに一体感があります」と歓迎する。

 土壇場に来ての正捕手変更にはリスクが伴うが「高校生は急に伸びる。迷いはない」と佐野監督。新布陣で、県では戦後初となる4季連続甲子園出場を狙う。

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成長!東海大三147キロ右腕甲斐/長野

長野に赤丸急上昇中のドラフト1巡目候補がいる。東海大三の147キロ右腕、甲斐拓哉投手(3年)。全国高校野球長野大会(7月5日開幕)の組み合わせが21日、決定し、東海大三の初戦は地球環境と須坂園芸の勝者に決まった。中学時代に全国優勝した甲斐は、今春の地区大会、下諏訪向陽戦で13奪三振のノーヒットノーランを達成するなど順調に成長。最後の夏に、96年以来の甲子園を狙う。大阪、愛知、静岡、岡山でも抽選会が行われた。

 183センチ、83キロの体から、ズドンと直球を投げ下ろす。スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークの変化球に、今春からツーシームを加えた。「長野に甲斐あり」は、早くからスカウト陣のうわさだった。「甲子園に行けばプロもあるのかなって。1歩1歩近づいていきたい」と最後の夏にかける気持ちは強い。

 春は自慢の直球を磨き上げた。県大会は準決勝まで3日連続完投で準優勝した。その間投げた変化球は「スライダーを3球ぐらい」と平然と話す。決勝は登板せず、直球だけで8年ぶりの北信越大会に導いた。

 性格、口ぶりもプロ向きだ。「普通にやれば優勝」と宣言。中学3年時に松本南シニアで全国優勝し、すでに最速は140キロだった。関東の甲子園常連校に進む選択肢もあったが「ここでひと花咲かせる。一番目立ちたかった」と地元に残った。夏に向け午前7時30分から朝練を開始。自主的に走り込み、有言実行への準備を進めている。

 北信越大会では味方6失策が絡み初戦敗退したが、最速146キロをマーク。巨人山下スカウト部長は「1巡目候補に入ってくる選手」と高校生の中でトップランクに位置付ける。女手1つで育ててくれた母伸子さん(41)、祖母わか江さん(61)への感謝は忘れない。甲斐の存在が、信州の夏を熱くしそうだ。

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札幌厚別・松永、逆転打&10K完投

◆高校野球選手権・札幌支部大会 ▽Bブロック1回戦 札幌厚別3―2札幌旭丘(22日・札幌円山) 札幌、室蘭、十勝支部も開幕、4支部で11試合が行われた。札幌支部では札幌厚別が右腕エース・松永亨(3年)自らの逆転二塁打と札幌旭丘を10奪三振の力投で逃げ切り、新チーム結成以来初勝利。札幌光星は左腕・崎野義史(2年)が札幌南陵を5安打で完封。函館支部では春の全道大会出場の函館工が松前に圧勝し、順当なスタートを切った。

 どんなに追い込まれても一度食らいついたボールは絶対に逃さない。

 1点先行された5回無死一、二塁。2―1から外の直球をたたいた3番・松永亨の打球は左中間を大きく抜ける逆転の二塁打に。

 「真っすぐです。次につなげようと当てるという気持ちだけでした」というが、163センチ、62キロの小柄な体でもパンチ力は十分だ。もともとは右打ちだったが「足に自信があるし一塁ベースへ走るのも近いから」と昨秋から左打ちに挑戦。毎日200から300スイングして完ぺきに自分のものにした。今では左投手に対しては右打席に立つスイッチヒッターだ。

 ピッチングに力もこもった。切れのいいスライダーが決まり、5安打、10奪三振の完投。昨秋新チーム結成以来の初勝利の味は格別だった。

 「三振10個? 最高は去年秋、北広島戦での14個です。序盤はストレートが良かったし、中盤はスライダーが決まりだしました。これで自信もつきましたし…」と投打の主役は胸を張った。

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沖縄尚学・東浜8回0封13K!春夏連覇へ好発進…高校野球選手権沖縄大会

◆高校野球選手権沖縄大会 ▽1回戦 沖縄尚学7―0名護商工=8回コールド=(22日・沖縄市) 沖縄大会で今春のセンバツV校・沖縄尚学が初戦を迎え、昨秋の県大会4強・名護商工に7―0で8回コールド勝ち。最速147キロの右腕・東浜巨(なお=3年)が8回5安打無失点、13三振を奪う快投で、史上6校目の春夏連覇へ好発進した。

 強力な太陽光線と満員の歓声を全身に浴びながら、東浜が鋭く右腕を振り下ろした。最速144キロの直球とキレのあるスライダーに、相手のバットは空を切るしかない。「夏は楽しい。甲子園を経験しているので、どんな状況でも余裕を持って投げられた」自己最多の13奪三振。三塁を踏ませぬ好投に笑顔がはじけた。

 苦悩から解き放たれた。実は開幕直前、絶不調だった。フォームを微調整したが、直球がシュート回転し、変化球が抜けてしまう。焦りと重圧から、口の周りにヘルペスができた。比嘉公也監督(26)に提出する交換ノートには「練習するしかない」とだけ記した。走り込み、迷いを振り切った。「心配でしたが、公式戦に強いですね」指揮官もここ一番で仕上げてきたエースをたたえた。

 ネット裏で視察した巨人・武田スカウトも「相変わらず安定して、順調に来ている。将来が楽しみ」と評価した。「甲子園で勝つより、沖縄で勝つ方が厳しい。でも、やり遂げる自信は甲子園でつかんだ。最後の夏は楽しむだけ」熱い季節、主役の座は渡さない。

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センバツV沖縄尚学が快勝/地方大会

<高校野球地方大会>◇22日◇沖縄大会ほか

 新たに開幕した北北海道大会など3大会が行われ、沖縄大会では今春の選抜大会を制した沖縄尚学が8回コールドゲームで名護商工を下し、春夏連覇に向けてスタートした。

 北北海道大会は十勝地区で1回戦3試合を行い、帯広三条などが勝ち上がった。南北海道大会では札幌、室蘭、函館の各地区で行われ函館大有斗、函館工などが初戦を突破した。

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沖縄尚学が快勝で発進…高校野球地方大会

◆第90回全国高校野球選手権大会 地方大会(22日) 新たに開幕した北北海道大会など3大会が行われ、沖縄大会では今春の選抜大会を制した沖縄尚学が8回コールドゲームで名護商工を下し、春夏連覇に向けてスタートした。

 北北海道大会は十勝地区で1回戦3試合を行い、帯広三条などが勝ち上がった。南北海道大会では札幌、室蘭、函館の各地区で行われ函館大有斗、函館工などが初戦を突破した。

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沖縄尚学が快勝で発進…高校野球地方大会

◆第90回全国高校野球選手権大会 地方大会(22日) 新たに開幕した北北海道大会など3大会が行われ、沖縄大会では今春の選抜大会を制した沖縄尚学が8回コールドゲームで名護商工を下し、春夏連覇に向けてスタートした。

 北北海道大会は十勝地区で1回戦3試合を行い、帯広三条などが勝ち上がった。南北海道大会では札幌、室蘭、函館の各地区で行われ函館大有斗、函館工などが初戦を突破した。

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沖縄尚学・東浜が13K発進/沖縄大会

<高校野球沖縄大会>◇22日◇1回戦

 今センバツで優勝し春夏連覇を狙う沖縄尚学が、7-0の8回コールドで名護商工を破り好発進し

た。先発したセンバツV右腕、プロ注目の東浜巨投手(3年)は5安打13奪三振無失点の快投だっ

た。比嘉公也監督(26)は「初戦の内容としては合格点をあげられます。良い所も悪い所も出て、

課題も見つかった試合でした」とまずまずのスタートを見せたナインに合格点をつけた。

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高校野球:春季東北地区大会 花巻東、決勝進出ならず /岩手

第55回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)は15日、山形県野球場で準決勝2試合があった。酒田南(山形)―東北は酒田南が5―4で延長十一回サヨナラ勝ち、青森山田(青森)―花巻東(岩手)は青森山田が8―1で八回コールド勝ちし、それぞれ決勝に進出。県勢は姿を消した。16日は決勝が行われる。

 ◇3投手が12被安打
 ◇山形県野球場
 ▽準決勝
青森山田
  01105001=8
  00000100=1
花巻東
 (八回コールド)
 (青)中村篤、田中―矢野
 (花)高橋駿、斎藤、吉田―中村
▽二塁打 阿部(青)松本、柏葉(花)
 青森山田は五回に、柏葉の適時二塁打や四死球など打者一巡の攻撃で、一気に5点を奪い試合を決めた。投げては中村篤と田中の継投で花巻東打線を1点に抑えた。
 花巻東は、投手3人が相手打線に12安打を浴びた。またスクイズを失敗するなどし終始主導権を握ることができなかった。

  ◇山形県野球場
 ▽準決勝
東北 
  10020001000=4
  20000010101=5
酒田南
 (延長十一回)
 (東)萩野―関口
 (酒)小山―西
▽三塁打 加藤(東)
▽二塁打 境、八巻、宮下(東)、西、平川、田中(酒)
 酒田南は4―4で迎えた延長十一回1死一、二塁で田中の三塁ゴロを東北が悪送球。二塁から走者が還りサヨナラ勝ちした。先発小山はピンチでもチェンジアップを使い三振10個を奪い完投した。
 東北は先発萩野が奪三振12の力投を見せ、攻撃面でも2度リードしたが、粘る酒田南を振り切れなかった。

………………………………………………………………………………………………………
 ○…きょうの試合…○
 ▽決勝
 ◇山形県野球場
10・00 酒田南―青森山田

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高校野球:正確なジャッジ確認 佐賀で審判講習会 /佐賀

7月5日開幕予定の全国高校野球選手権佐賀大会を前に、県公式野球審判協会による審判講習会が14日、佐賀市のみどりの森県営球場であった。
 役員を含めて約70人が参加。高志館と鹿島実両高の選手たちがモデルチームとしてプレーした。
 審判員は4班に分かれ、球審の正確さやジェスチャーの指導を受けた。その後は試合形式での講習に入り、打球の方向や走者の有無など、それぞれの場面に応じた動きや連係を確認した。
 大会では61人が審判を務める。今回の講習では初めて女性も参加した。

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再試合、宮古に軍配 夏の甲子園県大会第2日

第90回全国高校野球選手権沖縄大会第2日は15日、沖縄市野球場と糸満西崎野球場で、1回戦6試合が行われた。前日延長15回でも決着がつかず再試合となった宮古―浦添工は、宮古が5―3で浦添工を破った。
具志川―前原は5―4で具志川が延長11回にサヨナラ勝ち。八重山農は4―2で南風原に勝ち、八重山勢3校とも2回戦に勝ち進んだ。南部工は三回に一挙7点を挙げるなど打線がつながり、与勝を11―0の五回コールドで破り6年ぶりに初戦を突破した。宜野座は北山を12―0の五回コールドで、具志川商は北部農を7―0の八回コールドでそれぞれ下した。大会第3日は北谷公園野球場で3試合、糸満西崎野球場で1試合が行われる。

◆宮古・垣花、連投276球
 宮古の垣花慶彦が前日の延長15回とこの日の再試合を合わせて24回、計276球を1人で投げ抜いた。捕手の元長貢紀は球威が落ちていると感じていた。それでも元長は神山昂監督の交代の打診をはねつけ、チームの勝利をエースに託した。
 神山監督が赴任した4月以降、垣花は時間をかけ150球を投げ込んでいた練習法から25分で約200球以上を投げる方法に切り替えたという。垣花は「普段の練習から200球以上投げ込んできた。連投でも自分のピッチングはできる」と自信を持っていた。
 神谷監督も「垣花にいけるかと聞くと大丈夫でなくても大丈夫と答える場面があったが、きょうの試合前に聞いたときは顔がしっかりしていた」とエースを信頼した。
 4―2で迎えた七回裏一死、左中間に二塁打を打たれたことをきっかけに満塁となり、一打同点の場面となる。「正直、確実に球威は落ちていた」(元長)が神山監督から投手交代を打診されても「エースに投げさせたかった」元長は監督に大丈夫だと伝えた。垣花は浦添工の4、5番を内野ゴロに抑えてピンチを切り抜け、期待に応えた。
 投げ終えた垣花は「県のレベルは分からなかったが、今回で手応えを感じた。宮古から甲子園を狙っていきたい」と力強く話した。

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宮古 本土チームに負けず甲子園目指す

第90回全国高校野球選手権記念大会(8月2日から17日間、甲子園)の沖縄大会は15日、1回戦6試合が行われた。14日の開幕試合で延長15回、引き分け再試合となった宮古―浦添工の一戦は、宮古のエース垣花(かきはな)慶彦投手(3年)が連続完投と力投して5―3で2回戦進出を決めた。

 【宮古5―3浦添工】宮古のエース垣花(かきはな)が気合の3失点完投勝利。前日の延長15回、引き分け再試合から通算24回、276球、5時間11分の熱闘を制した垣花は「さすがにきょうは疲れたかも…」とぐったりだ。前夜は右肩、右ひじの周辺を自分で念入りにマッサージ。朝起きて張りを感じたが連投を志願して投げきった。有望な選手が沖縄本土に流出するため、宮古勢の甲子園出場はまだない。「宮古のチームで勝ちたい」と垣花。夢舞台へ宮古の鉄腕が一躍台風の目になった。

 <浦添工 運天「疲れで…」>1点リードの5回、2つのタイムリーエラーが出てまさかの3失点。逆転で再試合を落とした。前日15回を無失点に抑えた2年生右腕、運天・ジョン・クレイトンは5回途中から登板も流れを変えることができず。「先発したかったけど…。疲れでコントロールが乱れた」と運天。“沖縄のダルビッシュ”は来年の雪辱を誓った。

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夏の高校野球:鹿児島大会 87チーム90校が熱戦へ--29日から /鹿児島

◇組み合わせ決まる
 第90回全国高校野球選手権鹿児島大会の組み合わせ抽選会が14日、鹿児島市薬師2の鶴丸高であった。大会には連合3チームを含む87チーム90校が参加。県立鴨池と鴨池市民両球場で29日に開幕、7月16日まで熱戦が繰り広げられる(雨天順延)。
 各校の投票で決まるシード校は、今春のセンバツに出場した鹿児島工が第1シードに決まったほか、鹿児島実▽樟南▽神村学園▽鹿児島商▽出水商▽鹿屋中央▽鹿児島――の実力校8校が選ばれた。その他のチームの主将は緊張した表情でくじを引き、次々と対戦相手が決定した。
 開会式は29日午前9時、県立鴨池球場(雨天時は鹿児島市多目的屋内運動場)で。選手宣誓は抽選の結果、鹿児島工・田代涼主将に決まった。田代主将は「まさか選ばれるとは思わなかった。チームの3年生みんなで考えて、(自分たちにとって)最後の大会にふさわしい宣誓をしたい」と話した。

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第90回全国高校野球:岐阜大会 大垣日大と関商工、激突--来月5日から /岐阜

◇開幕戦は揖斐・羽島北--66校で来月5日から
 7月5日に開幕する第90回全国高校野球選手権記念岐阜大会の組み合わせ抽選会が14日、関市の「わかくさプラザ」であった。今大会から中津が新たに加わり、昨年より1校多い66校が6球場を舞台に夏の甲子園の県代表の座をかけ熱戦を繰り広げる。日程通りに進めば、決勝戦は7月25日、岐阜市の長良川球場で行われる。
 各校の主将や監督が緊張した面持ちで見守る中、まずシード校4校の抽選が行われ、春季大会ベスト4の市岐阜商、県岐阜商、中京、土岐商がA~Dブロックに分かれた。その後、残る62校が順番にくじを引き、Bブロックで昨春のセンバツ準優勝の大垣日大と強豪・関商工との対戦が決まると、会場がどよめいた。Bブロックには市岐阜商と岐阜城北も入り、注目のブロックになりそうだ。
 長良川球場での開幕試合では、揖斐と羽島北が対戦する。羽島北の尾関一磨主将は「開幕試合はたくさんの人に試合を見てもらえるのでうれしい。元気の良さをアピールしたい」と話した。揖斐の葛西健人主将は「10年以上、県大会で勝てていないので、必ず勝ちたい」と緊張した表情で語った。
 開会式の選手宣誓は、くじ引きで関商工の井上侑也主将に決まった。「チームのメンバーの意見をまとめ、地元の人への感謝の気持ちは宣誓に盛り込みたい」と話していた。

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第90回全国高校野球:愛知大会へ向け、選手も協力し審判員講習会--小牧 /愛知

夏の甲子園出場校を決める第90回全国高校野球選手権記念東・西愛知大会に向け、尾張地区の審判講習会が14日、小牧市民球場であった。審判員49人が参加。適正なジャッジで選手のはつらつプレーを盛り上げようと真剣な表情でストライク・ボールの判定基準や審判団のフォーメーションなどを確認した。
 投球判定練習には尾張地区35校のバッテリーらが協力。審判員は投じられる一球一球に対し、腰をかがめてしっかりコースを見極めたうえで大きな声とジェスチャーで判定を繰り返した。元高校球児で審判歴は30年近いという川島勉さん(68)は「3年の夏の県大会で敗れた悔しさを今も覚えています。審判はいつまでたっても難しいですが、選手のためにも完ぺきな判定をしたい」と話していた。
 大会は21日に組み合わせ抽選会があり、東西両地区とも28日に開幕する。

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第90回全国高校野球:県大会 191校が闘志新たに 組み合わせ決まる /神奈川

◇来月12日開幕
 第90回全国高校野球選手権記念神奈川大会(県高野連、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が14日、横浜市西区の西公会堂であった。191校が甲子園を目指し、7月12日から27日まで12球場で熱戦を繰り広げる。今年は記念大会のため、南神奈川大会(92校)と北神奈川大会(99校)に分かれ、優勝2校が8月2~18日の全国大会に出場する。
 会場では各校の主将やマネジャー約380人が緊張の面持ちで対戦相手の決定を待った。
 今年は初めて開幕試合の始球式投手を各校のマネジャーから募った。女子の応募が多かったが、抽選で武相の山中翔馬君(3年)に決定した。
 山中君は野球部に入ったものの、1年生で選手として壁を感じたという。退部も考えていた時に中学時代に所属していたチーム、相模原シニアの三輪常夫監督が急逝。「監督が生きていたら辞めて本当に喜ぶのかと考え、マネジャーとしてチームに貢献しようと決めた」という。この日は左胸に入れた三輪監督の写真に手を当てて抽選。「監督からのプレゼントだと考えたらうれしい」と話した。
 また、選手宣誓は横浜翠嵐の原田拓也主将(3年)に決まった。

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第90回全国高校野球:東・西千葉大会 組み合わせ決まる 東西に分かれ対戦 /千葉

◇174校、東西に分かれ対戦
 7月11日に開幕する第90回全国高校野球選手権東・西千葉大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が14日、千葉市中央区の千葉工業高校で開かれた。今年は記念大会のため県内を東西に分け、両大会を勝ち上がった2チームが甲子園へ出場する。昨年より4校減った174校(東大会80校、西大会94校)が出場し、甲子園の切符をかけ、7月26日まで千葉マリンスタジアムなど県内11球場で熱戦を繰り広げる。
 抽選会では、各校の主将が緊張した面持ちでくじを引いた。今年は県高野連の60周年記念にちなみ、「60番」を引き当てた学校が開会式で選手宣誓を行い、東大会は銚子、西大会は松戸秋山が60番を引き当てた。松戸秋山3年の小宮大輔主将は「監督からは『堂々と選手宣誓を引いてこい。お前ならできる』と言われた。早くみんなに報告したい」と笑顔で話した。なお、試合日程で4回戦の一部の日程は後日決定する予定。(トーナメント表の(1)は9時、(2)は11時半、(3)は14時試合開始)

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高校野球:春季東北地区大会 青森山田、ベスト4 光星学院は惜敗 /青森

第55回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)は14日、山形県野球場などで準々決勝4試合があり、ベスト4が決まった。
 青森山田は7―0で帝京安積(福島)に七回コールド勝ちしたが、光星学院は酒田南(山形)に1―3で破れた。15日は準決勝2試合がある。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇山形県野球場
酒田南
  201000000=3
  010000000=1
光星学院
 (酒)安井―西
 (光)下沖―東川
▽本塁打 柴田(光)
▽二塁打 田中(酒)
明桜
  001002210=6
  33001000×=7
東北
 (明)高橋、二木―佐藤祐
 (東)東海林、川股、萩野―関口
▽本塁打 鈴木(明)
▽三塁打 鈴木(明)
▽二塁打 斎藤(明)萩野(東)
 ◇天童市スポーツセンター野球場
青森山田
  1300030=7
  0000000=0
帝京安積
 (七回コールド)
 (青)木下―矢野
 (帝)菅野大―岡部
▽三塁打 長谷川2、荒張(青)
仙台育英
  000001100=2
  10202100×=6
花巻東 
 (仙)木村、穂積―戸沢、高橋
 (花)菊池―中村
▽三塁打 中村(花)
▽二塁打 中村(花)

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第90回全国高校野球:東・西東京大会 組み合わせ決まる /東京

◇西大会・来月5日、東大会・来月6日--開幕
 ◇対戦相手に一喜一憂
 来月開幕する第90回全国高校野球選手権記念大会の東・西東京大会(都高野連、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が14日、渋谷区の青山学院青学講堂で開かれた。東大会は昨年より1校多い144校、西大会は2校多い119校が参加し、甲子園を目指して熱戦を繰り広げる。
 午後2時から始まった抽選会の会場には、選手やマネジャーが座り、自分の学校の試合日や対戦相手が決まるたびに歓声を上げた。
 開会式は、両大会とも7月5日午後3時から、神宮球場で開催される。今年は甲子園大会の開幕日(8月2日)が例年より早まったため、東京大会も昨年より8日早い開幕になった。西大会は5日から、東大会は翌6日から試合が始まる。
 雨天順延などがなければ、西大会は26日、東大会は27日に決勝戦があり、代表校が決まる。
 ◇初出場、不安と期待--淑徳巣鴨
 ○…昨年、野球部が創設されたばかりの淑徳巣鴨。昨年の大会は人数が足りずに出場できなかったが、今年は20人以上の選手がそろい、初の公式戦出場が実現した。ただし、部員は1、2年生ばかりで、野球経験者も半分ほど。高田航大主将(2年)は「初めて野球をやる部員もその分、がんばってくれている。初めての公式戦で不安は大きいが、期待も大きい」と意気込み、「まずは初戦突破。後は勢いに乗って、行けるところまで行きたい」と力強く話した。
 ◇「予想通り」に笑み--関東一
 ○…今春の選抜高校野球大会に出場した関東一は、春季都高校野球大会でまさかの初戦敗退を喫し、今大会はノーシードからの出発になった。順当に勝ち進めば、4回戦で第1シードの帝京と対戦する。くじを引いた広瀬公秀主将(3年)は「昨夏の大会では準決勝で帝京に負けた。チームメートからは帝京のそばを引いてくるよう言われていたので、予想通り」と笑み。「センバツは初戦敗退で悔しい思いをした。今度こそ甲子園で力を発揮したい」と意気込んだ。

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横浜高、激戦区抜け出し頂点狙う

第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間・甲子園)の代表を争う組み合わせ抽選が14日、8地区で行われた。記念大会のため神奈川は南北2地区に分かれ、南では全国制覇を狙う横浜が、日大藤沢、藤嶺藤沢、平塚学園の甲子園経験校と同ブロックに入った。この激戦区を抜け出して、10年ぶりの夏の頂点に照準を据える。

 歴戦の名将も、苦笑いするしかなかった。「なぜ、こうなる…」。横浜の渡辺元智監督(63)は抽選ボードを見上げながら頭をかいた。

 南神奈川の第1シードとして臨む今大会。実力校が北神奈川に集中し、比較的楽かと思われたが、とんでもなかった。初戦となる2回戦の相手は、昨春のセンバツ出場の日大藤沢が有力。続く3回戦は、いずれも甲子園出場経験を持つ藤嶺藤沢と平塚学園の勝者が相手と、いきなり気の抜けない戦いが続く。

 今春のセンバツ初戦で北大津(滋賀)に2-6で敗れてから、調子が上がらなかった。今月の沖縄遠征では、センバツ優勝の沖縄尚学に1-2でサヨナラ負けした。

 松坂大輔(現レッドソックス)を擁して全国制覇したのがちょうど10年前。「記念大会はゲンがいいんだ。何とかなるでしょう」と渡辺監督。7月15日の初戦からトップギアで臨む。

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<夏の高校野球>地方大会、沖縄で開幕…全国のトップを切り

第90回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)の地方大会が14日、全国55地区のトップを切って沖縄で開幕した。記念大会の今年は従来の北海道と東京に加え▽埼玉▽千葉▽神奈川▽愛知▽大阪▽兵庫の6府県が2分割される。順調に日程が進めば、7月13日に沖縄で最初の代表校が決まる。

 今年の全国大会は北京五輪(8月8日開幕)との日程重複を極力避けるため、大会史上最も早い8月2日に始まる。代表校の出そろいは順当なら7月27日だが、代表校決定日と開幕日との間に時間的余裕がないことから従来の組み合わせ抽選会は行わず、地方大会の決勝終了後、代表校の主将が球場でくじを引く方式となる。 

 ◆沖縄大会記録

 ▽1回戦

宮  古 0-0 浦添工

(延長十五回引き分け再試合)

八重山商工10-3 中部商

宜野湾 6-0 宮古工

沖縄水産 9-2 久米島

伊良部 7-2昭和薬大付

興  南 11-0宮古総合実

八重山 4-0 美  里

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八重山商工がコールド発進-高校野球沖縄大会開幕

第90回全国高校野球選手権沖縄大会が6月14日、全国のトップをきって開幕した。

 八重山商工は開会式が行われた北谷球場第2試合で優勝候補の一角、中部商業と対戦。10-3で7回コールドとし、1回戦屈指の好カードをものにした。

 負けたら夏が終わる勝負。新チームでは秋、春ともに準々決勝で敗れている中部商業を相手に商工ナインが力を見せた。
 初回、無死13塁から4番浦崎選手が左中間を破る3塁打で2点を先制。3回に2点を失い、4回にはエラーが絡み3-3の同点とされたが、5回裏に無死満塁から3連続適時打で8-2とした。さらに左前適時打と押し出しで2点を追加、10-3と試合を決めた。投げては先発した波平投手が一時花城投手と交代したものの中部商業打線を3点に抑えた。

 2回戦は6月28日の予定。豊見城と豊見城南の勝者と対戦する。

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高校野球:春季東北地区大会 帝京安積が8強入り 郡山商、磐城が2回戦敗退 /福島

第55回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)は13日、山形県野球場などで2回戦6試合があり、ベスト8が出そろった。県勢3校は、帝京安積が3―2で東海大山形(山形)を破ったものの、郡山商は光星学院(青森)に、磐城も仙台育英にそれぞれコールド負けし敗退した。帝京安積は14日の準々決勝で、青森山田と対戦する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇山形県野球場
 ▽2回戦
仙台育英
  10301033=11
  00002010=3
磐城
 (八回コールド)
 (仙)穂積、木村、菅谷―戸沢、高橋
 (磐)石井、田中―坂本
▽二塁打 加藤、小野(仙)、上遠野、佐藤(磐)
 ◇米沢市営野球場
 ▽同
光星学院 3200302=10
郡山商  0000000=0
 (七回コールド)
 (光)小林―東川
 (郡)橋本、佐藤―柳沼
▽本塁打 芦口(光)
帝京安積
  210000000=3
  000001010=2
東海大山形
 (帝)菅野大―岡部
 (東)仲野、張、赤間―池田
▽本塁打 塩田(帝)
………………………………………………………………………………………………………
◇山形県野球場
 ▽2回戦
秋田南  00020100=3
青森山田 30114001=10
 (八回コールド)
 (秋)中村、渡辺―加藤
 (青)中島、田中―矢野
▽本塁打 加藤(秋)
▽三塁打 長谷川(青)
▽二塁打 諸井(秋)佐治、長谷川、矢野(青)
 ◇山形県野球場
羽黒  1000000=1
花巻東 203021×=8
 (七回コールド)
 (羽)佐藤壮、佐藤旭―石井
 (花)斎藤―中村
▽三塁打 川村(花)
▽二塁打 石井、ファニョニ(羽)川村(花)
 ◇米沢市営野球場
大曲工 000000200=2
酒田南 00001400×=5
 (大)伊藤将、伊藤翼―佐々木浩
 (酒)小山―西
▽二塁打 小山(酒)

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小倉 佐賀北を撃破 小倉高招待試合

夏の甲子園2連覇など輝かしい歴史を誇る小倉高野球部(小倉北区)が21日、昨夏の甲子園を初制覇した佐賀北高(佐賀市)を同校グラウンドに招いて戦い、3-1で勝利。1956年以来遠ざかる夏の甲子園出場へ弾みをつけた。学校創立100周年記念行事の一環。小倉は初回、平原大樹(3年)の左翼越え二塁打で好機を広げ2点先制。1点差に迫られた9回には、主将・丸山甚8(同)の左翼ソロで突き放した。投手陣も釈浩紹(1年)、エース岸卓渡(3年)のリレーで1失点。丸山主将は「次は甲子園の決勝で対戦したい」と意欲満々だ。

 一方、夏2連覇を目指す佐賀北の田中亮主将は「(小倉は)守りが安定していて打者の振りも鋭かった。いい勉強になった。今年も甲子園に出場したい」と力を込めた。

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大野農、大きな1勝!5年ぶり公式戦勝利…高校野球

◆高校野球選手権・函館支部大会 ▽Bブロック1回戦 八雲3―4大野農(21日・函館オーシャン) 球児の“熱い夏”が始まった。道内10支部のトップを切って函館支部予選が開幕。オープニングゲームでは、大野農が4―3で八雲を振り切り、2003年夏以来、5年ぶりの公式戦勝利を挙げた。同点の6回2死、白石敏明主将(3年)の内野安打から始まった4連続長短打で3点を奪い、勝ち越しに成功。リードを2投手継投で守りきり、道内一番星を飾った。

 絶対にあきらめない。道内一番星を一丸でつかんだ。同点の6回2死、走者なし。大野農の勝利への執念が、打者をつないだ。目をギラギラさせた白石主将が右打席に入った。「自分がいってやろうと思っていた」初球にくらいつき、三塁ゴロを執念で内野安打にすると、7番・蛯子京太(3年)の2点三塁打など4連続長短打を呼び込み、一気に3点を勝ち越した。

 9回、1点差に詰め寄られたが、継投でリードを守りきった。03年夏以来、5年ぶりの公式戦白星。「みんながひとつになったから勝てたんだ」キャプテンを中心に、ナインは初めて味わう勝利に浸った。

 今は楽しくてしようがない。原井洋行監督(52)が「1日も休まず引っ張ってくれた」と絶大の信頼を寄せる白石主将は、小3から野球を始めたが、その約1年後に大腸の病気を患った。入退院を繰り返し、「学校は半分くらいしか行けなかった」(白石)と、小4からは大好きな野球もキャッチボール程度だけ。それでも、情熱は決して消えなかった。

 「高校では絶対に野球をするつもりだった」中学時代に手術を受け、大野農に入学後、すぐさま野球部の門をたたいた。部員不足の時期もあり、冬場はたったひとりでの練習を余儀なくされたこともあった。だが、白球を追う喜びは何よりも勝った。全員でつかみ取った大きな1勝。次は春の支部予選で準優勝した函館商が相手だ。「初戦で100%の力を出せた。次は120%で勝ちます」と白石主将。怖いものは何もない。大野農ナインは“熱い夏”を存分に楽しむ。

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沖縄 シード首里まさかの初戦敗退

第90回全国高校野球選手権記念大会(8月2日から17日間、甲子園)の地方大会は21日、南北海道大会が開幕。函館地区で2試合が行われた。沖縄大会は9試合が行われ豊見城などが1回戦を突破したが、シード校の首里が初戦で敗れる波乱があった。また、静岡、長野、東大阪、西大阪、岡山大会の組み合わせがそれぞれ決まった。22日は、北北海道大会が開幕する。

 <沖縄・涙の首里エース>【首里5―6那覇西】沖縄県勢で初めて甲子園の土を踏んでから50年目の夏はまさかの初戦敗退。7回を11安打6失点で降板したエース金城は「OBの期待に応えられず、悔しいです」と涙をこらえながら言った。1点を追う9回1死二塁で下地健が放った強烈なライナーは投直となり、二塁走者が飛び出して併殺で幕切れ。町原監督は「いい当たりはことごとく正面だった」と肩を落とし、真栄平(まえひら)主将は「来年は頑張ってほしい」と夢を後輩たちに託した。

 <沖縄・死力つくした那覇西金星>アクシデントを乗り越えて金星を手に入れた。30度を超す暑さで足をつる選手が続出。4番・玉城、守備の要である遊撃・金城昌が途中交代したが、死力を尽くしてシード校の首里を撃破だ。照屋監督は「粘り強く戦ってくれた。自信になる勝利」と選手の奮闘に感動していた。

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部員15人三和に373回530K右腕石崎/茨城

第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間、甲子園)の茨城大会(7月5日開幕)組み合わせ抽選会が水戸市民会館で行われた。参加校は106校。注目は15人の部員数ながら、県内最速右腕でプロも注目する石崎剛投手(3年)のいる三和だ。石崎は昨秋以来、373イニングで530奪三振の「ドクターK」ぶりを発揮している。初戦は7日の多賀。ノーシードから旋風を起こす。

 県内最速右腕石崎の身長は181センチ、両腕を広げた長さは183センチと身長を超える。両腕を体の前で伸ばした状態でもひじとひじがくっつく柔軟さもある。「小学校で水泳の平泳ぎをやっていた」ことが奏功した。その腕をむちのようにしならせ、最速145キロの直球を投げ込む。昨秋から今春までに373イニングで530奪三振、ほとんどアウトの半分が三振という驚異の「ドクターK」だ。投球の「7割以上がストレート」という。さらに手元で伸びる球で見逃し三振が多い。プロ全球団が視察に訪れた。

 石崎は、中学から軟式野球を始めたこともあり、目立つ存在ではなかった。家から最も近くて進学した三和は、野球部は昨夏に3年が引退すると、新入生が入るまで部員はわずか9人、今春に部員が入っても15人。紅白戦さえできなかった。高校から野球を始めた岩田拓巳捕手(3年)は岩崎のストレートが速すぎて初めは捕れなかった。「今でも逆球で高めにくると伸びがすごくて捕るのは厳しい」という。

 昨年は3回戦でシードの常磐大高に敗れた。昨秋は地区代表決定戦で下館工に延長10回2-3で負け。今春は地区1回戦で古河一に0-5で敗れた。ポテンヒットなどに足をからめられ、失策もからんで失点するパターンが多い。課題はナインがまとまってバックアップできるか。

 石崎は「強豪校と戦いたい」という。球速が増すのに呼応するように、自信も芽生えている。

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南北海道大会が開幕…高校野球地方大会

第90回全国高校野球選手権大会(8月2日開幕、甲子園)の地方大会は21日、南北海道大会が開幕。函館地区で2試合を行い、大野農と函館大谷が勝って2回戦に進んだ。

 沖縄大会は9試合を行い、豊見城や石川などが1回戦を突破した。

 22日には北北海道大会が開幕する。

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高校野球:春季東北地区大会 八戸西、明桜に敗れる--開幕 /青森

第55回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)が12日、東北6県の代表18校が参加し、山形県野球場など2球場で開幕した。第1日は1回戦2試合と2回戦2試合があり、大曲工(秋田)―古川学園(宮城)は4―3で大曲工が勝った。福岡(岩手)―東北(宮城)は13―1で東北がコールド勝ちした。磐城(福島)―久慈東(岩手)は6―2で磐城が勝った。明桜(秋田)―八戸西(青森)は6―3で明桜が勝った。13日は2回戦6試合がある。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇山形県野球場
 ▽1回戦
大曲工
  002010100=4
  001101000=3
古川学園
 (大)伊藤将―佐々木浩
 (古)浅野―佐藤竜
▽本塁打 小野、佐藤竜(古)
▽二塁打 佐々木浩3、田口(大)、瀬戸、多田(古)
 ◇米沢市営野球場
 ▽同
磐城  001100400=6
久慈東 000000200=2
 (磐)田中―坂本
 (久)中村、堀米―新屋
▽二塁打 上遠野、坂本、松崎(磐)
 ◇山形県野球場
 ▽2回戦
福岡 10 000=1
東北 01120×=13
 (五回コールド)
 (福)鈴木―外田
 (東)東海林、相田、川股―関口
▽本塁打 立花(東)
▽三塁打 関口、植田(東)
▽二塁打 佐藤(福)、高橋、関口(東)
 ◇米沢市営野球場
 ▽同
明桜  030010020=6
八戸西 000000030=3
 (明)高橋、和田―佐藤祐
 (八)伊藤、向―田沢
▽三塁打 佐々木(八)
▽二塁打 鈴木(明)今川、田沢(八)

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第90回全国高校野球:地区大会 十勝、北見両地区で組み合わせ決まる /北海道

第90回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)に向けた地区大会の組み合わせが12日、十勝、北見両地区で決まった。十勝地区(22日開幕)は白樺学園、北見地区(23日開幕)は北見緑陵と、春季全道大会に出場したチームの戦いぶりが注目される。両地区からはそれぞれ3校が北北海道大会(7月17~23日・旭川スタルヒン球場)に進出する。

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第90回全国高校野球:県大会 来月1日に抽選、44チームが熱戦 /奈良

県高野連は11日、第90回全国高校野球選手権記念奈良大会の日程を発表した。7月10日開幕、同25日まで、44チームが甲子園を目指し熱戦を繰り広げる。
 会場は県立橿原球場。組み合わせ抽選会は7月1日午後1時、橿原市の県橿原文化会館で。シード校は智弁学園、関西中央、郡山、五條の4チーム。
 開会式で、県内の女性らでつくる吹奏楽グループ「ママさんブラスなら」が入場行進曲を演奏する。高校生以外が演奏するのは大会初。

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<夏の高校野球>全国のトップを切って沖縄大会が開幕

第90回全国高校野球選手権記念大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)の沖縄大会が14日、全国のトップを切って開幕した。昨年より1校少ない63校が出場し、順調なら7月13日に代表校が決まる。 

 開会式は北谷(ちゃたん)町の北谷公園野球場で午前9時20分に始まった。梅雨の曇天に晴れ間がのぞく中、選手たちは元気よく行進した。砂川恵重(けいちょう)・県高野連会長は「春の選抜では沖縄尚学が全国制覇し、紫紺の優勝旗をもたらした。今年こそ深紅の優勝旗を持ち帰ることも夢ではない」と激励。石川高の新田朋希主将が「感謝の気持ちを忘れず、最後まで白球を追い続けます」と力強く宣誓した。開会式に引き続いて宮古と浦添工の開幕戦が始まった。

全国大会は8月2日から17日間、阪神甲子園球場で開催される。

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第90回全国高校野球:群馬大会 組み合わせ決まる 来月5日開幕 /群馬

◇67校参加 宣誓は前橋工・樋口主将に
 夏の甲子園出場をかけた第90回全国高校野球選手権記念群馬大会(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が11日、前橋市日吉町の県民会館で開かれた。昨年と同数の67校が参加。シード校には春の県大会優勝の前橋育英、準優勝の桐生第一、さらに桐生市商、高崎商、前橋工などが名を連ねた。有力校の実力は伯仲しており、各ブロックで激戦が予想される。
 大会は7月5日に開幕。2日目には前橋育英対桐生南、3日目には前橋工対沼田など序盤から好カードも多い。昨夏の甲子園出場校、前橋商の戦いぶりにも注目が集まる。
 抽選で一番くじを引き当て、開会式で選手宣誓することになった前橋工の樋口智章主将(3年)は「2時間前に会場に着き、一番に受け付けを済ませた。『先手必勝』の気合のおかげで当たったのかも。本番では、大会を勢いづけるような力強い宣誓をしたい」と喜んでいた。
 大会は7月25日まで。県内5球場を舞台に球児たちの熱い戦いが繰り広げられる。

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高校野球:北信越地区大会 県勢同士の決勝 遊学館、金沢に競り勝つ /石川

◇金沢に6―5--11季ぶり2回目
 第118回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)は第4日の10日、県立野球場で決勝があり、石川勢同士の遊学館と金沢が対戦。激しい点の取り合いとなったが、遊学館が6―5で制した。同校の優勝は11季ぶり2回目。今大会は全11試合のうち1点差が5試合、延長戦が2試合。シード4校を含む5県の1位校がすべて初戦で敗退するなど、各校の実力がきっ抗していることを示す結果に。約1カ月後に始まる夏の甲子園を目指す県大会でも、白熱した好ゲームが期待される。
 ▽決勝
金沢
  022000010=5
  20210100×=6
遊学館
 (金)川原、杉本、櫻井、北田―川本
 (遊)宍戸、長田―山岸
▽本塁打 野崎(金)
▽三塁打 山岸、谷口(遊)
▽二塁打 川本、元井2、山田、古今(金)三木、藤岡(遊)
 白熱したシーソーゲーム。遊学館に勝利を呼び込んだのは唯一の1年生・山岸だった。県大会準決勝で4打席4三振の雪辱を果たすように、2点を追う三回2死一、二塁から右中間適時三塁打で同点に。「やっと打てた」と会心の笑みを見せた。打線に勢いが出て中盤で着実に加点した。金沢は2点を追う八回、元井の2塁打で1点差に迫ったが、及ばなかった。
 ◇甲子園念頭に--遊学館・山本雅弘監督の話
 相手投手のボール球に手を出さないようにしたのが攻略につながった。1点差をうまく守り抜くのが遊学館の野球だが、甲子園を念頭に、夏までにもっと得点できるチームに変わっていきたい。

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高校野球:春季東北地区大会 県勢3校、優勝狙う--あすから山形で /福島

第55回東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)は12日開幕する。東北6県の代表18校が出場し、山形県野球場(中山町)、天童市スポーツセンター野球場、米沢市営野球場の3球場で16日までの5日間、熱戦が展開される。県勢は郡山商、帝京安積、磐城の3校が優勝を目指す。
 12日は午前9時から県野球場で開会式がある。その後、県野球場と米沢市営野球場で1回戦2試合と2回戦2試合の計4試合がある。

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<全国高校野球>地方大会、沖縄がトップを切り14日に開幕

日本高校野球連盟は10日、第90回全国高校野球選手権記念大会(日本高野連、朝日新聞社主催)の地方大会の日程を発表した。記念大会のため、従来から2代表の北海道、東京に加え、参加校数の多い埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の6府県も2分割し、55代表が甲子園に出場する。地方大会のトップを切って沖縄大会が14日に開幕。順調に日程を消化すれば、7月13日に沖縄で最初の代表が決まり、同27日に全代表が出そろう予定。全国大会は8月2日から17日間、阪神甲子園球場で開催される。

  ◇第90回全国高校野球選手権記念大会地方大会日程◇

     期  間      主な球場

北北海道 6.22~7.23 旭川スタルヒン

南北海道 6.21~7.19 札幌円山

青  森 7.10~7.23 青森市営

岩  手 7.10~7.20 岩手県営

秋  田 7.12~7.20 こまち

山  形 7.11~7.23 山形蔵王タカミヤホテルズ

宮  城 7.5~7.24 クリネックス宮城

福  島 7.9~7.23 県営あづま

茨  城 7.5~7.23 水戸市民

栃  木 7.11~7.25 清  原

群  馬 7.5~7.25 県営敷島

北埼玉  7.9~7.25か26県営大宮

南埼玉  7.9~7.25か26県営大宮

東千葉  7.11~7.25 千葉マリン

西千葉  7.11~7.26 千葉マリン

東東京  7.5~7.27 神  宮

西東京  7.5~7.26 神  宮

北神奈川 7.12~7.27 横  浜

南神奈川 7.12~7.26 横  浜

新  潟 7.11~7.23 三條機械

長  野 7.5~7.20 松本市

山  梨 7.5~7.21 小  瀬

静  岡 7.5~7.25 草  薙

東愛知  6.28~7.25 岡崎市民

西愛知  6.28~7.26 熱  田

岐  阜 7.5~7.25 長良川

三  重 7.11~7.26 四日市市営霞ケ浦

富  山 7.11~7.25 富山市民

石  川 7.11~7.24 石川県立

福  井 7.11~7.24 福井県営

滋  賀 7.9~7.24 県立彦根

京  都 7.5~7.21 西京極

北大阪  7.5~7.26 舞  洲

南大阪  7.5~7.27 舞  洲

東兵庫  6.28~7.25 スカイマーク

西兵庫  6.28~7.24 スカイマーク

奈  良 7.10~7.25 県立橿原

和歌山  7.9~7.24 県営紀三井寺

岡  山 7.11~7.24 倉敷マスカット

広  島 7.12~7.23 広島市民

鳥  取 7.12~7.20 倉吉市営

島  根 7.12~7.22 県立浜山

山  口 7.13~7.25 西  京

香  川 7.11~7.24 サーパス

徳  島 7.11~7.23 オロナミンC

愛  媛 7.11~7.25 坊っちゃん

高  知 7.12~7.25 県立春野

福  岡 7.5~7.25 北九州市民

佐  賀 7.5~7.21 みどりの森県営

長  崎 7.5~7.20 長崎県営

熊  本 7.5~7.21 藤崎台県営

大  分 7.5~7.20 新大分

宮  崎 7.5~7.19 サンマリン

鹿児島  6.29~7.16 県立鴨池

沖  縄 6.14~7.13 北  谷

※南北埼玉大会は抽選により決勝日を決定

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高校野球:春季中国地区大会 広陵が準優勝 /広島

第110回春季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催)の決勝が9日、山口県宇部市の同市野球場であった。8日の準決勝で倉敷商(岡山)を降した広陵(広島)と、同じく南陽工(山口)を破った地元・宇部商との対戦は、宇部商が6―5で競り合いを制し初優勝を飾った。
 ▽準決勝
倉敷商
  010000000=1
  10010011×=4
広陵
 ▽決勝
広陵
000400001=5
20000400×=6
宇部商
 宇部商が広陵の粘りを振り切った。宇部商は一回、小平の右前適時打などで2点を先制。2点を追う六回は福嶋と山下の連続適時打などで一挙に4点を奪って逆転し、逃げ切った。広陵は四回1死満塁、石畑が走者一掃の適時二塁打で勝ち越し、九回にも下川の左中間を破る適時二塁打で1点差に迫ったが、あと1本が出なかった。
 ◇中井哲之・広陵監督
 こちらのすきを上手につかれ、逆転された。エラーをすれば負ける。いい経験になった。ミスをしない野球を目指し、練習を重ねていきたい。
 ◇林竜希・広陵主将
 春は中国地区優勝を目標に頑張ってきたので悔しい。ピンチの時に守りきることができなかった。九回のような粘り強い攻撃力はもっと伸ばし、守備の課題も克服したい。

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高校野球:北信越地区大会 金沢と遊学館、県勢同士できょう決勝 /石川

第118回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)は第3日の9日、県立野球場で準決勝2試合があった。金沢は6―1で富山第一を破り、遊学館は5―2で星稜を降した。8日の準々決勝は2試合が延長戦、4試合とも2点差以内の白熱した試合が展開された。石川同士の顔合わせとなった決勝も、このままの勢いで好ゲームが期待される。決勝は10日午前10時、県立野球場で行われる。
 ▽準決勝
富山第一
  000010000=1
  02021100×=6
金沢
 (富)護摩堂、野崎―桐
 (金)川原、北田、杉本、寺本―川本
▽三塁打 野崎、佐々木(金)
▽二塁打 中村、中西、桐(富)林、野崎(金)
 金沢は二回、1死二、三塁から野崎の三塁打で林、古今が還り2点を先制。四回には2死満塁から元井の右前打で2点を追加。打線が好調で五、六回にも着実に点を加え、相手を突き放した。富山第一は五回、中村、中西の連続二塁打で1点を返したが、好機であと1本が出なかった。連投の主戦・護摩堂は制球に苦しんだ。
星稜
  100000010=2
  02000021×=5
遊学館
 (星)高田、坂、宮本―糸畑
 (遊)土田―山岸
▽二塁打 丸山裕(星)大上戸、三木(遊)
 遊学館は1点リードされた二回、1死満塁から土田の内野ゴロが敵失を誘い山岸、近藤が還って逆転。七回には藤岡、三木の連続長短打で2点を追加。先発土田が7奪三振と好投を見せ、そのまま逃げ切った。星稜は初回に橋尾の中前適時打で先制。八回にも1点を返したが、好機にあと1本が出なかった。
 ▽準々決勝
福工大福井
  20000001000=3
  00000001201=4
金沢
 (延長十一回)
 (福)田辺―宇田
 (金)村松、杉本、川原、櫻井―川本
▽二塁打 福田、宮崎(福)川本、林、元井(金)
 金沢は、得点圏に走者を進めながら終盤まで点に結びつけられなかったが、2点リードされた九回2死満塁、山本の中前打で多々見、佐々木が還って同点。延長十一回は2死一、三塁から、多々見の適時打で勝ち越し。接戦を制した。福工大福井は初回に2点、八回にも1点を加えたが、金沢の追撃をかわせなかった。
星稜
  000101000=2
  000000000=0
佐久長聖
 (星)冨田、高田―糸畑
 (佐)池田―横井
▽三塁打 谷内(星)
▽二塁打 帷子(佐)
 星稜は四回2死三塁から、舟木が右前適時打を放って橋尾が還り、先制。六回には三塁打で出塁した谷内が続く嘉野の適時打で生還し、1点を加えた。投げては冨田、高田の継投で相手打線を5安打に抑えた。佐久長聖は九回、帷子が二塁打を放って好機を作り粘ったが、後が続かなかった。
富山第一
  00002000001=3
  01000100000=2
金沢西
 (延長十一回)
 (富)護摩堂―桐
 (金)谷内―笠原
▽本塁打 萩野(富)
▽三塁打 中村(富)門田(金)
▽二塁打 萩野(富)中村恭、門田(金)
 富山第一は1点を追う五回、萩野の左越え本塁打と吉崎の適時打で逆転。延長十一回には三塁打で出塁した中村を萩野が還し、勝ち越した。主戦・護摩堂は170球を投げきった。金沢西は二回無死三塁で中村恭が先制の適時二塁打。逆転された六回には門田の二塁打で同点に追いついたが、好機であと1本が出なかった。
遊学館
  003100000=4
  000000120=3
高岡商
 (遊)長田、寺分―山岸
 (高)福島―田中
▽本塁打 三木(遊)
▽二塁打 二股、中原(高)
 遊学館は三回1死満塁から、2敵失で3点を先取。四回には三木の左越え本塁打で1点を追加した。先発の長田は六回までに4奪三振。終盤の相手の猛攻も寺分との継投でしのいだ。高岡商は七回2死一塁で、代打二股の左越え二塁打で1点を奪い、八回には中原の左中間への2点適時二塁打で1点差に迫ったが、及ばなかった。

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高校野球:北信越地区大会 富山第一が準決勝で敗退 /富山

北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)は第3日の9日、石川県立野球場で準決勝が行われ、富山第一は1―6で金沢に敗れた。8日の準々決勝では石川1位の金沢西を延長の末に破ったが、護摩堂投手に連投の疲れが出た。決勝は金沢と遊学館との石川勢同士となった。

 ▽準決勝
富山第一
  000010000=1
  02021100×=6
金沢
 (富)護摩堂、野崎―桐
 (金)川原、北田、杉本、寺本―川本
▽三塁打 野崎、佐々木(金)
▽二塁打 中村、中西、桐(富)林、野崎(金)
 金沢は二回、1死二、三塁から野崎の三塁打で2点を先制。四回には2死満塁から元井の適時打で2点追加。五、六回にも点を加え、相手を突き放した。富山第一は五回、中村、中西の連続二塁打で1点を返したが、あと1本が出なかった。主戦・護摩堂は連投でこの日も97球を投げ、被安打10、与四死球4と制球に苦しんだ。
 ▽準々決勝
富山第一
  00002000001=3
  01000100000=2
金沢西
 (延長十一回)
 (富)護摩堂―桐
 (金)谷内―笠原
▽本塁打 萩野(富)
▽三塁打 中村(富)門田(金)
▽二塁打 萩野(富)中村恭、門田(金)
 富山第一は1点を追う五回、萩野の左越え本塁打と吉崎の適時打で逆転。延長十一回には三塁打で出塁した中村を萩野が還し、勝ち越した。主戦・護摩堂は170球を投げきった。金沢西は二回無死三塁で中村恭が先制の適時二塁打。逆転された六回には門田の二塁打で同点に追いついたが、好機であと1本が出なかった。
遊学館
  003100000=4
  000000120=3
高岡商
 (遊)長田、寺分―山岸
 (高)福島―田中
▽本塁打 三木(遊)
▽二塁打 二股、中原(高)
 遊学館は三回1死満塁から、2敵失で3点を先取。四回には三木の左越え本塁打で1点を追加した。先発の長田は六回までに4奪三振。終盤の相手の猛攻も寺分との継投でしのいだ。高岡商は七回2死一塁で、代打二股の左越え二塁打で1点を奪い、八回には中原の左中間への2点適時二塁打で1点差に迫ったが、及ばなかった。

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第90回全国高校野球:高知大会 参加32校、来月12日開幕 /高知

夏の甲子園を目指す第90回全国高校野球選手権記念高知大会(県高野連、朝日新聞社主催)の運営委員会が6日開かれ、大会日程を7月12~25日と決めた。
 県立春野、高知市営両球場(準決勝、決勝は春野)で行われる。参加校は、昨年出場の大方が部員不足で欠場する一方、昨年不出場だった大月が出場することから昨年と同じ32校。昨秋からの公式戦の成績から、明徳義塾▽高知▽土佐▽高知商の4校がシード校となった。組み合わせ抽選会は28日午後2時から高知商である。

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<高野連>頭髪は7割が「丸刈り」…球児の抵抗感薄れる?

日本高野連の加盟校実態調査では、部員の頭髪を「丸刈り」と決めている学校が7割近いことも分かった。10年前の98年は31%(1181校)だったが、5年前の03年は46.4%(1925校)に増え、今回は回答のあった4050校のうち、69.2%の2801校が頭髪を「丸刈り」に決めていた。「スポーツ刈りも可」が15.1%(610校)、「特に取り決めず、長髪も可」は15.5%(626校)だった。

 かつては球児の代名詞だった丸刈りだが、90年代に入ると人権擁護の立場から「強制」が非難され、「自由化」する学校が増えた。近年はプロ選手や芸能人でも丸刈りにする人が多く、球児にも抵抗感がなくなっているようだ。

 日本高野連の小森年展事務局長は「現代風のファッションと考える高校生が増えてきたのでは。生徒が自ら丸刈りを選択し、部員同士で刈り合う学校も多い」と話している。

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<高野連>特待制度、私立の6割「予定・検討」 全国調査

日本高校野球連盟は10日、全国の加盟校4128校を対象に、4~5月に行った5年に1度の実態調査の結果を発表した。来年度募集で特待制度を「採用する予定」の学校は、私立774校のうち283校(36.6%)、採用するかどうかを「検討中」と回答したのも191校(24.7%)だった。昨年の特待制度問題の全国調査では376校での実施が分かったが、高野連が特待制度を条件付きで容認したことを受け、私立の約6割が予定、検討している模様だ。

 調査は4~5月、監督や野球部長を対象に108項目の質問をマークシート方式で行い、4050校(98.1%)から回答を得た。

 野球留学については、私立の414校(私立全体53.5%)が「就学の自由だから問題ない」と答えたのに対し、公立では「望ましくないが、基準を設ければよい」が1162校(公立全体の35・5%)と最も多かった。

 今回初めて寮設備の有無を尋ねたところ、寮が「ある」と回答したのは、全体の17.2%にあたる698校、野球部専用寮があるのも150校(3.7%)にのぼった。同じく初めて調査した中高一貫校は388校を数え、全体の9.6%。このうち、中学3年生の夏の大会終了後に練習に参加させている例が155校あった。

 練習試合を年間50試合以上こなす学校は、5年前の1808校(43.6%)から2317校(57.2%)に増加。日曜・祝日の練習時間も増加傾向にあり、「6時間以上」が5年前の1602校(38.6%)から2104校(52%)に。全国の部員登録数は増え続けており、これに伴い練習試合や練習時間も増加しているようだ。

 医科学の面では、AED(自動体外式除細動器)を学校で設置しているのは3698校(91.3%)、野球部専用でも173校(4.3%)が設置と普及が進んでいる。熱中症や水分補給に関する理解も高まっているが、肩ひじの故障などにかかわる治療やアイシングなどは選手任せにしている学校も多かった。ドーピングに関する知識については、953校(23.5%)が「知らない」と答えており、日本高野連は啓発を積極的に実施していく。

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頂点目指し132チーム激突 高校野球福岡大会 7月5日開幕

「第90回全国高校野球選手権福岡大会」(県高野連など主催)の組み合わせ抽選会が20日、福岡市と北九州市でそれぞれあり、南部81校、北部54校の計135校、132チーム(一部合同チーム含む)の対戦日程が決まった。7月5日から「夏の甲子園」切符を目指し、高校球児たちが熱い戦いを繰り広げる。

 大会前半は、南部大会(11パート)と北部大会(8パート)に分かれて対戦。シード校は、これまでの公式戦の成績を基に選ばれ、各パートに1チームずつ配置。各パートを勝ち上がった19チームが再び抽選をして、県大会を戦う。

 春季九州大会とNHK旗県選抜大会を制した福岡工と、昨夏の甲子園出場メンバーが多く残り春季九州大会県大会で優勝した東福岡の力が抜け出ており、両校に対戦チームがどう挑むかが見どころになりそうだ。

 南部では、シードの三池工と実力校の九産大九州が対戦する5日の開幕試合がまず注目。Dパートは西短大付に、力を付けた筑前や九州産業が挑む構図になりそう。沖学園、福工大城東、福岡第一、福大大濠の県大会出場が有力視される。

 北部では、県大会常連組の小倉工と嘉穂が初戦で対戦。稲築志耕館など地力のあるチームがそろうEパートも注目。北部勢は11年連続で夏の甲子園切符を逃しているが、春季九州大会県大会で準優勝した飯塚や、NHK旗準優勝の自由ケ丘の活躍が期待される。

 開会式は、7月5日午前10時5分から福岡ヤフージャパンドームで開催される。雨で順延がなければ、7月18日から県大会が北九州市民球場であり、25日には県代表が決まる。

 ●苅田工主将の大上君が宣誓

 全国高校野球選手権福岡大会の開会式の選手宣誓は、苅田工の大上巧貴(おおうえこうき)主将(3年)が務めることになった。大上主将は「一生に一度しかない機会。しっかりやりたい」と抱負を語った。

 今年は北部の抽選会場で、選手宣誓を希望した34校の主将が1枚ずつ抽選の封筒を引いた。7月5日の開会式の会場はヤフードーム(福岡市中央区)。「あこがれのホークス選手がプレーする舞台に立つことができて身が引き締まる思いです」と話していた。

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長崎・清峰 今村 背番11が目覚める 全国高校野球地方大会

未完の大器が本格的にベールを脱ぐ。第90回全国高校野球選手権大会の長崎大会(7月5日開幕)は18日に組み合わせ抽選会が行われるが、最注目は清峰の2年生右腕・今村猛投手=182センチ、83キロ、右投げ右打ち。がっしりした長身から放たれる直球は最速146キロを計測。アベレージでも140キロ近いプロ注目の本格右腕だ。闘志を秘めたその目は、2年ぶりの甲子園をしっかりと見つめている。

■V味わい上昇機運

 2年生ながら底知れない力を秘めている。5月中旬の鎮西(熊本)との練習試合。今村は今秋ドラフトの超目玉、プロ12球団が注目するスラッガー立岡宗一郎(3年)を4タコの2三振と完ぺきに抑え込み、11奪三振で1失点完投勝ちした。立岡を見に来ていたスカウト陣が目を見張る内容だった。
 立岡には「(新チームになって対戦した中で)一番印象に残った投手」と言わしめたが、本人は冷静。「肩が強いなとは思いましたが、バッターとして怖さは感じませんでした」。ひょうひょうとした受け答えにも大物ぶりを感じさせる。

■「甲子園で活躍のOB古川、有迫よりも上」清水部長も絶賛

 本格的に投手を始めたのは高校入学後。丸太を抱えたランニングやスクワットなどで下半身を鍛え、1年秋には早くも球速が140キロを超えた。スライダーの切れも一級品だ。清水央彦部長兼コーチがその能力の高さを語る。「甲子園で活躍したOBの古川秀一(現・日本文理大)や有迫亮(現・三菱重工長崎)よりも間違いなく力は上。キレがすごく、これがプロにいく投手のボールなんだろうとも思う」

 エース格ながら背番号は11。安定して力を出し切れない悪癖が残る。「歯がゆいんですよ」と苦笑いする吉田洸二監督は「練習試合だけなら九州でも5本の指に入る。その力を3割も出していない」。あえてエースナンバーを与えず、背番号11にしたのは別の意味もある。「エース2人分の力があるので1+1で11なんです」

 チームは県内随一の実力と言われながら、昨秋の県大会では8強に残れず、春も4強止まり。今月のNHK旗で優勝を果たし、ようやく上昇機運をつかんだ。あとは2年ぶりの甲子園切符に向け、豪腕の爆発が欠かせない。
 「監督にはすべて三振を狙うつもりで投げろと言われている。自分がマウンドに立てば、球場の雰囲気がガラリと変わるくらいの投球を見せたい」。その猛の名の通り、猛々(たけだけ)しくマウンドで暴れるつもりだ。

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常総・木内監督に喜寿前祝いだ/甲子園予選

昨秋、4年ぶりに茨城・常総学院の監督に返り咲いた木内幸男監督が来月11日、復帰後初となる夏の大会を迎える。「対戦相手の顔ぶれを見て、ローテーションを決めたい」と、大会初戦の翌日12日に77歳の誕生日を迎える現役最高齢監督はいたって冷静だ。春夏通算3度の優勝を経験している名将が、木内マジックで2003年夏以来4度目の頂点を目指す。

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南北海道大会は21日開幕、函館支部予選から

第90回全国高校野球選手権(8月2日開幕、甲子園)の南北北海道大会支部予選が21日、道内10支部のトップを切って函館から開幕。オープニングゲームは大野農―八雲(函館オーシャン、午前10時半開始)。順調に日程が進めば、30日に全支部代表が出そろう。甲子園切符をかけて、南大会は7月13日から札幌円山球場、北大会は同17日から旭川スタルヒン球場で始まる。

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九州大会V福岡工は7月8日初戦/福岡

第90回全国高校野球福岡大会の抽選会が20日、福岡市少年科学文化会館(福岡市)などで行われた。九州大会で初優勝に輝いた福岡工は7月8日、1回戦で博多との対戦からスタート。1958年(昭33)のセンバツ以来遠ざかっている甲子園出場を目指す。

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学法石川9年ぶりVだ/福島

全国高校野球福島県大会の組み合わせ抽選会が19日、東北6県のトップを切って郡山市の郡山ユラックス熱海で行われ、出場91校の対戦相手が決まった(3回戦までの会場と時間は20日に発表)。県勢最多の夏9回の甲子園出場を誇る学法石川は、今月9日に監督が交代。同校OBで99年夏の甲子園投手・鶴渕将新監督(26)の下で、9年ぶりの優勝を目指す。大会は前期(7月9~13日)と後期(同17~23日)に分け、県営あづま球場をメーンに7球場で開催される。

 過去12回(夏9回、春3回)の甲子園出場を誇る名門が、新体制で挑む。昨春からチームを指揮してきた小田智昭監督(41)が、5月下旬の県大会後に体調を崩し入院。6月上旬の県南支部選手権は鶴渕部長が代行監督を務め同選手権後、新監督に就任した。自らは99年夏にエースとして甲子園に出場。以後、遠ざかっている母校の全国大会出場に向け「先を見ている余裕はない。(伝統を背負い)選手もプレッシャーはありますが、いい意味で感じてほしい」と“兄貴分”としても意欲を見せた。

 まさかの初戦敗退を喫した春の県大会のベンチ入り20人から、先発4人を含む7人を入れ替えた。3年生の登録を12人から17人に増やし、高校生活最後にかける意気込みに期待する。打撃練習も従来のフリー打撃中心から、走者や守備陣を置いたシート打撃中心に変更。「頭を使った考える野球をしよう」と意識改革を進めている。

 突然の監督交代にも佐藤大吾主将(3年)は「とにかくプラスに考えて、1つになって戦うしかない」と前向きだ。左腕エース橋本健(3年)は、最速130キロ後半の本格左腕。鶴渕監督は「現役時の私より上です。目標はもちろん優勝。チームとして戦う姿勢を徹底したい」と名門再建を誓った。

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学法石川、全国制覇だ!…高校野球福島大会組み合わせ決定

第90回記念全国高校野球選手権福島県大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が19日、郡山市で行われた。県内最多の春夏通算12度の甲子園出場を誇る学法石川は9日に突然、監督が交代。小田智昭前監督(41)の体調不良で、急きょ指揮を執る鶴渕将(たもつ)新監督(26)の下、初戦2回戦で郡山北工と四倉の勝者を迎え撃つ。2年連続5度目の出場を目指す聖光学院は2回戦で、あさか開成と対戦する。

 第8シードのため、抽選くじを引くことのなかった学法石川。鶴渕監督と佐藤大吾主将(3年)は会場の一番奥の席で食い入るように抽選会の様子を見つめた。佐藤主将は「甲子園をしっかり決めて、後輩に野球部を託したい」と話した。

 佐藤主将が堂々とV宣言する10日前、思わぬ事態が選手を襲った。小田前監督の入院と突然の監督交代だ。夏の予選直前の異例の“監督交代劇”。OBで部長兼コーチだった鶴渕監督が新指揮官に就任することとなった。

 佐藤主将は「びっくりしたけど、自分たちにはどうすることもできない。とにかくチームが1つになって結果を出すだけ」。鶴渕監督も「(昨年コーチとなり)指導者として2年目。私もびっくり。でも野球をやることに変わりはない。選手が動揺しないようにしたい」と自らに言い聞かせた。

 99年夏にエースとして母校を甲子園に導いた新指揮官は監督に就任するや「勝負は1球」とナインにゲキを飛ばした。マシン相手だった従来の打撃練習を投手陣相手に変更。生きた球を打たせ、守備やランナーも配置。常に実戦を想定させた。自らが出場した甲子園のビデオも見せ、ナインの意識も高めてきた。

 「(鶴渕監督は)気付いたことは何でも言ってくれる。すぐに理解しやすいし、親近感もある」と佐藤主将。6~8日に行われた県南選手権では、鶴渕監督が代行として指揮を執り、見事に優勝。本番の夏を前に、いきなり成果を出した。

 9年ぶりの甲子園を目指す佐藤主将は「(監督交代を)プラスにして勝ちます。目標? 全国制覇です」と大きな夢を口にした。

 ◆鶴渕 将(つるぶち・たもつ)1982年1月17日、東京・立川市生まれ。26歳。中学まで東京で過ごし、学法石川高では3年夏(99年)にエースとして甲子園出場。中大を経て07年春に学法石川の部長兼コーチに就任。173センチ、68キロ。商業科教諭。血液型A。家族は妻と長女。

 ◆聖光学院、春の雪辱誓う
  春の県大会では初戦2回戦で、いきなり磐城に敗れたが、優勝候補筆頭に変わりはない。黒羽剛広主将(3年)は「(初戦の相手・あさか開成とは)試合したことはないけど、自分たちの野球を貫くだけ。相手は見ません」と表情を引き締めた。「去年は3年生のためだったけど、今年は自分たちが(甲子園に)行く。1試合1試合、完全燃焼します」

 ◆双葉翔陽、宣誓射止めた
  出場91校中76校の主将たちが宣誓に名乗りを上げ、酒井雄一郎主将(3年)が見事に大役を射止めた。「(抽選した)あの封筒だけ光って見えました。引ける気がしてました」とにやり。「(宣誓文は)チームメートと相談しながら、かっこいい文章をつくりたい。(試合では)チーム一丸となってベスト8以上を狙います」と意気込んだ。

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北照春の悔しさ胸に6月“実戦漬け”

夏の高校野球の小樽地区予選組み合わせが17日、決まった。昨年12月の部員間での暴力行為が原因で春季大会を辞退した北照は、1回戦で倶知安と対戦する。悔しさをバネに夏に臨む。

 北照が“実戦漬け”で夏に間に合わせてきた。部員間の暴力行為が4月に表面化し、5月中旬まで1カ月間、対外試合を禁止された。処分明け後は、ひたすら実戦経験を積んだ。毎週末は紅白戦、6月に入って20試合を超える練習試合を消化した。河上敬也監督(49)は「本来の力を取り戻してきた」と言う。

 先週末には2泊3日で和歌山&石川にも遠征。14、15日に箕島(和歌山)、星稜(石川)と練習試合を行った。本来なら、創部100年行事として小樽に両校を招待する予定だった。箕島と1勝1敗、星稜には2勝。2年生右腕の五十嵐海人が星稜戦で完封するなど、エース阿世賀亮主将(3年)に続く2番手投手も成長をみせた。阿世賀主将は「収穫いっぱいの遠征でした。(不祥事で)また団結力がついた。春は悔しかったですが、この思いは最後の夏にぶつけます」。00年春以来の甲子園へ、選手の思いは一致している。

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本庄一エースと主砲は留学生/北埼玉

第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間、甲子園)の南北埼玉大会(7月9日開幕)の組み合わせ抽選会が17日行われた。エースと主砲のブラジル人留学生コンビで初出場を狙う本庄一は北埼玉大会11日に秩父と対戦する。記念大会のため南北にわかれ2校が甲子園に出場する。

 本庄一・奥田ペドロ内野手(2年)が今夏の甲子園にかける思いは半端ではない。本庄一は夏の埼玉県大会で06年4強、07年準優勝と甲子園まであと一歩と迫ってきた。それだけに今夏は期待が高まる。

 攻守の要4番ショートとして、須長三郎監督(51)は「(2年の)今年でも既にドラフト候補になる素質がある」と評価する。中学3年時、ブラジルジュニア選抜で2番を務め、国際大会も戦った。将来のプロ入りを目指して来日し、1年の春は2番サードで8強進出、夏には4番ショートで準優勝だった。50メートル6秒2、両打ちで直球に強く、守備にも定評がある。走攻守そろった選手だ。

 3月にサンパウロにいる母親ローザさん(55)が脳腫瘍(しゅよう)で倒れた。急きょ帰国し、2カ月ほど滞在、春季大会は欠場した。主軸を欠いたチームは県大会1回戦で敗退。手術は成功したものの、また倒れれば生命も危ぶまれるような状況。それでも「母は『日本に戻って頑張りなさい。日本で一番になりなさい』と言ってくれた。だから自分は日本で甲子園を目指す」と戻ってきた。

 夏が近づくほど調子を上げ、最近の練習試合6試合で22打数10安打打率4割5分5厘1本塁打3二塁打11打点と絶好調だ。奥田は母親に絶対に甲子園出場の報告をする、と歯を食いしばっている。

 ◆奥田ペドロ 1990年(平2)4月20日ブラジルサンパウロ生まれの日系3世。8歳から野球を始める。尊敬する選手はイチロー。趣味は音楽鑑賞で「CPM22」というバンドを好む。右投げ両打ち。握力は右63キロ、左52キロ。179センチ、73キロ、A型。家族は両親と姉2人。

 

 エースの伊藤ディエゴ投手(2年)は、幼なじみの奥田とともに日本に渡った。右腕からの137キロの直球と、スライダー、チェンジアップを武器にする。来日当初は、環境の変化で球速が10キロ落ちた。だが、「休日には(インターネットの)チャットで家族や友人が励ましてくれた」。新しい変化球を覚え、配球を組み立て、バントに対応する。日本の寒さは苦手だというが、得意の夏にうれしい報告をするつもりだ。

 ◆伊藤ディエゴ 1990年(平2)5月31日ブラジルサンパウロ生まれの日系3世。祖父、父の影響で6歳から野球を始める。ブラジルジュニア選抜でエース。好きな食べ物は焼き肉。右投げ右打ちで、遠投98メートル。178センチ、75キロ、AB型。家族は両親と兄、妹。

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昨夏V佐賀北は2回戦から登場/佐賀

第90回全国高校野球選手権佐賀大会の組み合わせ抽選が19日、メートプラザ(佐賀市)で行われた。「がばい旋風」で、昨夏全国制覇を果たした佐賀北は、2回戦から登場。7月8日に佐賀工と対戦する。昨年のメンバーだった田中亮主将(3年)は「去年のことは気にしていない。しっかり自分たちの野球をしたいです」と話した。

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日本高野連が5校指導者に有期の謹慎処分

日本高野連は18日、大阪市内で審議委員会を開き、5校の指導者に有期の謹慎処分を決めた。30日の日本学生野球協会審査室に上申され、正式に処分が決まる。上申される案件は次の通り。

 千葉・千葉英和の部長=部員のけんかの報告遅れ▽北海道・札幌琴似工の前監督=部内暴力、前部長=報告遅れ▽東京・日大豊山のコーチ=部内暴力、監督=部内暴力に同席▽愛知・弥富の監督=部内暴力▽広島・広島商船高専の前部長=部員のバイク無免許運転の報告遅れ

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第90回全国高校野球:高知大会 参加32校、来月12日開幕 /高知

夏の甲子園を目指す第90回全国高校野球選手権記念高知大会(県高野連、朝日新聞社主催)の運営委員会が6日開かれ、大会日程を7月12~25日と決めた。
 県立春野、高知市営両球場(準決勝、決勝は春野)で行われる。参加校は、昨年出場の大方が部員不足で欠場する一方、昨年不出場だった大月が出場することから昨年と同じ32校。昨秋からの公式戦の成績から、明徳義塾▽高知▽土佐▽高知商の4校がシード校となった。組み合わせ抽選会は28日午後2時から高知商である。

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高校野球:春季中国地区大会 広陵、準決勝へ /広島

第110回春季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催)が7日、山口県の宇部市野球場で開幕した。
 中国5県の代表8校が熱戦を繰り広げ、広陵(広島)、倉敷商(岡山)、宇部商(山口)、南陽工(山口)が4強に進出した。準決勝は8日、同球場である。
 ▽1回戦(宇部市野球場)
広陵 302110002=9
西京 110100000=3
 広陵は一回、西京先発の田中皓の立ち上がりを突き、有水の適時打などで3点を先制。三回には香川の中越え適時三塁打で2点を加え、リードを広げた。西京は敵失を絡めて二回に1点差に迫ったが、14残塁が響いた。
倉敷商
  0000000231=6
  0000130100=5
岩国
 (延長十回)
 (倉)木元、岡―槙原
 (岩)橋田、中川、二十八、森脇―橋本
▽二塁打 三宅2、岡(倉)
鳥取商 000020000=2
宇部商 00000120×=3
 (鳥)山根―前田
 (宇)三上―福嶋
南陽工 000310000=4
開星  000001001=2
 (南)吉安―湯浅
 (開)小池、山本、川淵―橋本
▽二塁打 森本、吉安(南)
南陽工は四回、森本の左越え適時二塁打などで3点を先制して主導権を握ると、五回には湯浅の右前適時打で追加点を奪い、そのまま逃げ切った。開星は六回、高橋健の中前適時打で1点を返すなど粘ったが、終盤にあと1本が出なかった。

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高校野球:北信越地区大会 県勢3校、1回戦突破 /石川

第118回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)が7日、金沢市の県立野球場などで開幕し1回戦4試合が行われた。県勢では、遊学館が丹生(福井)に8―3で、金沢は東海大三(長野)に4―3で、星稜は村上桜ケ丘(新潟)に7―0のコールドでいずれも勝った。8日は準々決勝4試合。
 ▽1回戦
丹生
  100200000=3
  50200001×=8
遊学館
 (丹)長谷川―横山
 (遊)土田―山岸
▽本塁打 鈴木(丹)
▽三塁打 藤岡、大上戸2、馬頭(遊)
▽二塁打 木下、盛也、横山、今村(丹)藤岡、馬頭(遊)
 遊学館は初回、打者一巡の猛攻で一挙に5点。無死一、二塁から藤岡が三塁打を放って逆転。勢いに乗って、その後、大上戸、馬頭の連続三塁打などで追加点。丹生は四回、鈴木の本塁打などで2点を加え、追い上げたが、後が続かなかった。
東海大三
  000001002=3
  00001003×=4
金沢
 (東)甲斐―山宮
 (金)川原、櫻井―川本
▽本塁打 林(金)
▽二塁打 甲斐2、平津、酒井(東)
 前半は息詰まる投手戦。金沢は五回、敵失で先制。六回に同点に追いつかれたが、八回、2死二塁から川本の適時打で2点目。続く林の右越え本塁打でこの回3得点を挙げ、試合を決めた。
村上桜ケ丘
  0000000=0
  0001006=7
星稜
 (七回コールド)
 (村)大沼、樋口―原
 (星)宮本―糸畑
▽本塁打 嘉野(星)
▽三塁打 橋尾、丸山裕(星)
 星稜は四回2死一、二塁、舟木の内野安打が敵失を誘い先制。七回には嘉野の3点本塁打など3長短打で6点を追加した。主戦の宮本は被安打4、1四死球の好投。村上桜ケ丘は散発の4単打。好機を生かせなかった。

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高校野球:北信越地区大会 富山第一、中越に快勝 /富山

北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)が7日、金沢市の県立野球場などで開幕、1回戦4試合が行われ、富山第一は中越(新潟)に4―1で快勝した。8日は準々決勝。富山第一は金沢西(石川)と、高岡商は遊学館(石川)と対戦する。

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高校野球:北信越地区大会 東海大三、金沢に惜敗 九回猛追も及ばず /長野

第118回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)が7日、金沢市の県立野球場などで開幕し、1回戦4試合が行われた。県勢の東海大三は3―4で金沢(石川)に敗れた。
 8日は2回戦で佐久長聖が星稜(石川)と対戦する。
 ◇九回2死から2点
東海大三
  000001002=3
  00001003×=4
金沢
 (東)甲斐―山宮
 (金)川原、櫻井―川本
▽本塁打 林(金)
▽二塁打 甲斐2、平津、酒井(東)
 前半は息詰まる投手戦だった。金沢は五回、敵失で先制。六回に同点に追いつかれたが、八回、2死二塁から川本の適時打で2点目。続く林の右越え本塁打でこの回3得点を挙げ、試合を決めた。東海大三は九回2死一、二塁から酒井の二塁打で1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばなかった。

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高校野球:春季中国地区大会 宇部商、南陽工4強に /山口

第110回春季中国地区高校野球大会(中国地区高野連主催)が7日、宇部市野球場で開幕した。
 中国5県の代表8校が熱戦を繰り広げ、広陵(広島)、倉敷商(岡山)、宇部商、南陽工が4強に進出した。準決勝は8日、同球場である。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇西京あと1本出ず
 ▽1回戦(宇部市野球場)
広陵(広島)
  302110002=9
  110100000=3
西京
 (広)中田、森宗、福田―石畑
 (西)田中皓、井上、荒木―山辺、浅田
▽三塁打 香川(広)
▽二塁打 下川、林(広)
 広陵は一回、西京先発の田中皓の立ち上がりを突き、有水の適時打などで3点を先制。三回には香川の中越え適時三塁打で2点を加え、リードを広げた。西京は敵失を絡めて二回に1点差に迫ったが、14残塁が響いた。
 ◇岩国、終盤力尽き
倉敷商(岡山)
  0000000231=6
  0000130100=5
岩国
 (延長十回)
 (倉)木元、岡―槙原
 (岩)橋田、中川、二十八、森脇―橋本
▽二塁打 三宅2、岡(倉)
 倉敷商が土壇場で粘りをみせた。九回、1点を返し、さらに1死満塁から岡の右前適時打で同点。十回に三宅の右越え適時二塁打で勝ち越した。岩国は中林の中前適時打などで4点のリードを奪ったが、終盤に力尽きた。
 ◇宇部商、七回逆転
鳥取商(鳥取)
  000020000=2
  00000120×=3
宇部商
 (鳥)山根―前田
 (宇)三上―福嶋
 宇部商は1点を追う七回2死二、三塁、末富の中前適時打で逆転。先発の三上は鳥取商打線を3安打無四球に抑え、完投した。鳥取商は五回、敵失をきっかけに竹内、三上の連続適時打で2点を先制したが、追加点が取れなかった。
 ◇南陽工、逃げ切る
南陽工
  000310000=4
  000001001=2
開星(島根)
 (南)吉安―湯浅
 (開)小池、山本、川淵―橋本
▽二塁打 森本、吉安(南)
 南陽工は四回、森本の左越え適時二塁打などで3点を先制して主導権を握ると、五回には湯浅の右前適時打で追加点を奪い、そのまま逃げ切った。開星は六回、高橋健の中前適時打で1点を返すなど粘ったが、終盤にあと1本が出なかった。

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高校野球:北信越地区大会 県勢2校、初戦敗退 /新潟

第118回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)が7日、石川県内で開幕し、金沢市の県立野球場などで1回戦4試合が行われた。県勢の中越は富山第一(富山)と対戦し、1―4で敗れた。村上桜ケ丘も星稜(石川)に0―7で七回コールド負けを喫した。
 ◇中越12残塁
 ▽1回戦
富山第一
  210000001=4
  000000100=1
中越
 (富)護摩堂―桐
 (中)阿部拳、山後―飛田野
▽三塁打 松本(中)
▽二塁打 松本(中)
 富山第一は初回1死二、三塁、相手投手の制球の乱れから2点を先制。二回には計4盗塁で加点。最終回には三日市の中前適時打で勝負を決めた。中越は七回2死一、二塁で飛田野が適時打を放ち1点を返したが、好機に適時打が出ず、12残塁に終わった。
 ◇桜ケ丘、散発4安打
村上桜ケ丘
  0000000=0
  0001006=7
星稜
 (七回コールド)
 (村)大沼、樋口―原
 (星)宮本―糸畑
▽本塁打 嘉野(星)
▽三塁打 橋尾、丸山裕(星)
 星稜は四回2死一、二塁、舟木の内野安打が敵失を誘い先制。七回には嘉野の3点本塁打など3長短打で6点を追加した。村上桜ケ丘は散発の4単打。得点圏に2度走者を進めたが、あと1本が出ず好機を生かせなかった。

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高校野球:春季東北地区大会 花巻東など、対戦校決定--12日から /岩手

第55回春季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、毎日新聞山形支局など後援)の組み合わせ抽選会が、山形市の県スポーツ会館であり、東北6県の大会を勝ち上がった各県代表3校の計18校の組み合わせが決まった。
 大会は12~16日の5日間、山形県野球場(中山町)、天童市スポーツセンター野球場、米沢市営野球場の3球場で開かれる(雨天順延)。開会式は12日午前9時から県野球場で。

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高校野球:県西北部地区大会 有力校そろい熱戦開幕 伊万里農林、敗れる /佐賀

第98回県西北部地区高校野球大会(県西北部地区高野連主催、県高野連、毎日新聞社後援)が6日、唐津市と玄海町の2球場で始まった。
 この日は午前8時40分から唐津市野球場で開会式。前回優勝の小城が優勝旗を返還した後、連盟の向井良光会長が「日ごろ培った力を存分に発揮し、伝統に恥じないようすばらしい力を見せて下さい」と選手を激励。唐津青翔の濱部宏輝主将が「全力で戦います」と選手宣誓した。
 試合は両球場で1回戦各3試合があった。NHK杯で優勝した伊万里農林も登場したが、小城に延長十回、2点を奪われ、惜敗した。
 スタンドでは熱心な高校野球ファンや選手の家族、知人らが駆け付け、盛んな声援を送っていた。
 決勝戦は10日午後2時から唐津市野球場で予定されている。
 ▽1回戦
多久   5―4  伊万里
敬徳  11―0  唐津南
 (六回コールド)
唐津商  7―0  唐津西
 (八回コールド)
伊万里商 8―1  唐津工
 (七回コールド)
小城   9―7  伊万里農林
 (延長十回)
唐津東 12―10 厳木

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連覇狙う沖縄尚学 1回戦から難敵

第90回全国高校野球選手権(8月2日開幕、甲子園)沖縄大会の組み合わせが6日、決まった。63校が参加し、14日に全国のトップを切って開幕。センバツ優勝の沖縄尚学は第2シードで、22日の1回戦で名護商工と対戦する。

 インターネットで生中継されるほど注目を集めた抽選会。沖縄尚学・西銘主将は名護商工と初戦で対戦するクジを引き当てた。昨秋の沖縄大会準決勝で対戦し、3―0で快勝した相手。この勝利で九州大会出場を決めセンバツVまで駆け上がった。「名護商工は投手力が安定している。侮れない相手」。比嘉監督は“吉兆”と感じながら気を引き締めた。

 エース東浜はセンバツ後、準々決勝・天理戦で打球を受けた左ひざ打撲の完治を優先させた。5月中旬に実戦復帰すると同24日、横浜(神奈川)との練習試合で1失点完投。仕上がりは順調だ。「相手は死に物狂いで向かってくる。受け身にならずチャレンジャー精神で戦いたい」。本番へ心も体も充実してきた。「沖縄には深紅の大旗がまだ渡ってない」と西銘主将。沖縄尚学が悲願を「連覇」の偉業で実現させる。

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酒田南「あと1球」で涙/高校野球

<高校野球・春季東北大会:青森山田8-7酒田南>◇16日◇最終日◇YZ・タカスタ◇決勝

 優勝まであと1球だった。9回2死一、三塁、カウント2-1。酒田南(山形)の安井亮輔投手(2年)は直球を低めに投げ込んだ。ボールが高めに浮いた。左中間二塁打を浴びた。7-7の同点に追いつかれた。6回まで7-0と大量リードしていたが、終盤に9安打を許した。「気持ちが焦って投げ急いだ。冷静じゃなかった」と悔やんだ。継投した梅沢健太投手(3年)が10回に1失点。6年ぶり2度目の春の王座を逃した。

 走塁ミスと失策が敗因だった。5回1死満塁で走者が打球の判断を誤り、貴重な1得点をムダにした。この回4得点も、この1点が響いた。守備では4失策。10回も失策から相手決勝点につながった。西原忠善監督(45)は「(準優勝)は出来過ぎだった。修正点がたくさんある」と振り返った。左腕対策や投手のスタミナ不足…。課題を見つけたナインは3年ぶり8回目の夏の甲子園を目指し、猛練習を続ける。

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青森山田が3年ぶり3度目V/高校野球

<高校野球・春季東北大会:青森山田8-7酒田南>◇16日◇最終日◇YZ・タカスタ◇決勝

 青森山田(青森)が延長10回8-7で酒田南(山形)を下し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。6回までに0-7とリードされたが、9回表2死に同点。10回表2死一、三塁から4番斎藤樹伸(たつのぶ)一塁手(3年)が決勝打を放った。3番手で登板した中村篤人投手(2年)が5回 2/3 を1安打に抑える好投で、7点差をひっくり返す同大会決勝史上、最大の逆転劇を呼び込んだ

 青森山田がすさまじい逆転劇で、3度目の頂点に立った。最後の打者を三振に取った中村篤は、クルリと回り左拳を突き上げた。5回1死満塁から登板、最初の打者に適時打こそ浴びたが、以降は無安打投球。流れを引き戻し、逆転を呼んだ。立役者は「0点に抑えれば、追い付いてくれると信じて投げた」と語った。

 昨秋からベンチ入りし、公式戦はこの日が4試合目の登板。前日の花巻東戦で先発し、5回 2/3 を投げ1失点に抑えた。「不調なりに抑えられたのが自信になった」と、この日の好投につなげた。渋谷良弥監督(61)は「今日は投入するつもりはなかったんだけど…災い転じて、って言うのかな。大収穫です」と喜んだ。

 その“災い”の7点を、攻撃陣が驚異的な粘りではね返した。決勝でなければコールドになろうかという状況から、7回一気に4点。9回は2死一、三塁から7番矢野君侍(きみひと)捕手(3年)の2点二塁打で同点に追い付いた。最後は「あきらめずにやろう」と声をかけ続けた斎藤が、4安打目を放ち勝負を決めた。

 冬休み前、学校から八甲田山のふもとを、全員で往復する20キロのランニングがある。雪で視界も足場も悪い中を走り続ける、通称「モヤラン」。ハイライトとも言える冬場恒例の練習で、粘りは培われた。

 大逆転での優勝に「自信につながる」と斎藤。春の東北を制したが、勝負は夏。県記録をさらに更新する5連覇がかかる。渋谷監督は「課題は投手。明日から猛練習ですね」。常勝軍団形成へ、気を緩めることはない。

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酒田南が延長11回サヨナラ勝ち/高校野球

<高校野球・春季東北大会:酒田南5-4東北>◇15日◇4日目◇YZ・タカスタ◇準決勝

 酒田南(山形)が延長11回、5-4で東北(宮城)にサヨナラ勝ちし6年ぶり2度目の決勝進出を決めた。エース小山貴史投手(3年)が148球で完投、昨秋V腕の東北・萩野裕輔投手(3年)に投げ勝った。

 プロ注目の萩野との投げ合いにも、1歩も引かない。3番で打席に立つライバルには「打撃から乗せないようにした」と、5打数無安打に封じた。逆に自分の打席では先頭の延長11回、左前打で出塁しサヨナラ勝ちのおぜん立て。148球の熱投で、東北屈指の左腕に投げ勝った。

 1年秋に覚えたカットボールが有効だった。打者の手元で微妙に変化する武器でバットの芯を外し、強力打線から10奪三振。その裏には、ブルペンで打者を見立てたコーンを打席に置く内角攻めの特訓があった。紅白戦登板後、コーンが変形するまで投げたこともある。

 そして、寮で同部屋だった先輩の姿も参考になっている。昨夏県大会準決勝の日大山形戦で延長12回、149球を投げた昨年のエース山本斉(ヤクルト)には「気迫の面で学んだ」。その試合でサヨナラ負けを喫した先輩に対し、同じ延長戦に挑んだ自分は、気迫で勝ってみせた。

 中学時代には、親類の知人が監督を務める奈良のボーイズリーグ「生駒ベースボールクラブ」に、片道3時間かけて通ったこともある。9回2失点で完投勝利した13日の大曲工(秋田)戦に続く勇姿に、自宅の三重から駆けつけた父政典さん(44)も「負けん気を感じた。大人になった」と成長を感じていた。

 「(東北高の強さは)次元が違うと思っていた。チームが一丸となって勝てたと思う」。小山が優勝候補を下した自信を胸に、頂点に立つ。

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青森山田3戦連続コールド勝ち/高校野球

<高校野球・春季東北大会:青森山田8-1花巻東>◇15日◇4日目◇YZ・タカスタ◇準決勝

 青森山田(青森)は8-1の8回コールドで花巻東(岩手)に圧勝。3戦連続のコールド勝ちで、2年連続6度目の決勝にコマを進めた。

 12安打で8点とソツない攻めで、青森山田が三たびコールド勝ちを収めた。この日が18歳の誕生日だった主将の長谷川秀輝二塁手(3年)は「最高のプレゼントをもらいました」と笑った。12安打中、長打は二塁打1本。「大振りせずにつないで行こうとする姿勢が見られる」と話した。

 快進撃を、渋谷良弥監督(61)は「出来過ぎです。先取点を取っていることで試合を優位に進められている」と分析した。守備も3戦無失策と鉄壁。長谷川主将は「監督がいつも『1つのアウトをしっかり取ろう、1つずつアウトを取れば3つになるんだから』と、おっしゃってくれるから」と要因を説明した

 同監督にとって、日大山形時代を含め7度目の決勝になる。過去6度中、日大山形で2度、青森山田で1度の優勝。相手の酒田南は、日大山形で最後の指揮となった01年夏の決勝で4-8と敗れた因縁の相手。「7年も前のことだから、別にねえ」と話すが、負けるつもりはない。

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宮古垣花2日で276球完投勝利/沖縄大会

<高校野球沖縄大会>◇15日◇1回戦

 延長15回で引き分け再試合となった沖縄大会1回戦の再試合が15日行われ、宮古が浦添工を5-3で破り、2回戦進出を決めた。前日15回153球を投げた宮古のエース垣花慶彦(3年)が123球の3失点完投。2日間で276球の熱投だった。

 最後の打者を打ち取ると、マウンドの垣花はホッとしたように笑みを見せた。「投げているときはつらいとは感じませんでした。楽しかったです」と2日間で276球を投げ抜いたエースは、少しはにかんだ。

 0-0の均衡が破れたのは前日から19イニング目だった。4番仲間俊貴(2年)の中前打で初得点を挙げると味方打線が5得点。垣花は11安打されながら3失点。6、7回には満塁のピンチを迎えたが無失点にしのいだ。「変化球で打たせて取る投球ができました。連投でも自分の投球ができて自信になりました」と満足そうだった。

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酒田南・安井が無四球完投/高校野球

<高校野球・春季東北大会:酒田南3-1光星学院>◇14日◇YZ・タカスタ◇準決勝

 酒田南(山形)が安井亮輔投手(2年)の無四球完投の力投で、光星学院(青森)を3―1で下した。フォームがレッドソックス岡島似の期待の左腕が、またも好投手との投げ合いを制した。準決勝は、明桜(秋田)に7-6と辛勝した東北(宮城)と対戦する。青森山田は7回コールドの7-0で帝京安積(福島)に快勝し、2年連続で準決勝に進出した。

 リリースの瞬間、勢いのあまり顔が下を向く。変則フォームの安井だが、放たれるボールは次々とコーナーに決まった。伸びのある直球とカーブで8奪三振。2回に1発を浴びたが「高めに浮いたのを持っていかれただけ」と涼しい顔だ。その後、得点圏に走者を背負う2度のピンチを無失点でしのいだ。

 「メジャーで強い選手たちと戦っているのは、すごい」(安井)とあこがれるレッドソックス岡島ばりの投法。中学から一筋のフォームで、高校1年時にコーチから修正を勧められたこともあったが、安井は「このままの方がコントロールがいい」と拒否。その言葉通り、体に染み込ませた制球力で、この日は無四球で試合をつくった。

 東海大山形との県大会決勝では、地区予選でノーヒットノーランを達成した赤間謙(3年)との投げ合いを制し優勝投手に。そしてこの日はプロ注目の144キロ右腕・下沖勇樹投手(2年)との同世代対決に勝った。15日は、エース萩野擁する東北戦だ。「同じ左腕だけに気になります。燃えますね」。連投となるだけに先発登板は微妙だが、安井の目はギラギラ輝いていた。

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花巻東が仙台育英撃破/高校野球

<高校野球・春季東北大会:花巻東6-2仙台育英>◇14日◇天童市スポーツセンター◇準決勝

 花巻東(岩手)は、公式戦初先発の左腕菊池雄星投手(2年)が完投し、6-2で仙台育英(宮城)を下した。

 時折「オリャっ」という声が、球場に響いた。最速149キロ、2年生ながら東北NO・1投手の呼び声高い花巻東の菊池が、要所で気合を込めた。「制球がもうひとつだったので、何とかバットを振ってくれないかと思って。声を出して、腕を振ってカバーした」。ガムシャラに投げていた1年時とは違う。この日最速は140キロも、変化球を効果的に交え、相手打線を翻弄(ほんろう)した。

 昨夏県決勝で145キロを記録し甲子園も経験した左腕だが、意外にも公式戦は初先発。腰に不安があったため、これまではリリーフ登板だけだった。佐々木洋監督(32)は夏を見据え先発を決断。「150キロ出しても勝つとは限らない。連投が利くよう、力まずに少ない球数で抑えることがテーマ。それを守りながらやってくれた」と125球での初完投をたたえた。

 視察した3球団のスカウトも、うなった。中日山本スカウトは「去年より左足にタメができたね。ケガなく順調なら、間違いなく上位」と、はや来年のドラフト候補生に挙げた。菊池は入学時から身長が2センチ伸び183センチ、体重は69キロから一気に82キロまで増えたという。「人の倍は食べましたから」と笑う大型左腕は、日ごとに大きく成長する。

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開幕戦浦添工vs宮古15回再戦/沖縄大会

<高校野球沖縄大会>◇14日◇1回戦

 第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間、甲子園)の沖縄大会が、全国のトップを切って開幕した。開幕戦の浦添工と宮古は0-0のまま延長15回まで勝負がつかず、規定により引き分け再試合となった。沖縄大会で開幕戦が引き分け再試合になるのは史上初。再試合は15日に行われる。日程が順調に消化されれば7月13日に沖縄の代表が決定し、記念大会のため例年より6校多い全55代表校が同27日に出そろう予定。

 雲の切れ間から夏の太陽がのぞく沖縄で、球児の夏は早くもヒートアップした。30個も「0」を連ねた浦添工と宮古は15回で決着がつかず、開幕試合としては史上初の引き分け再試合に持ち込まれた。

 両エースが力投した。浦添工のエース運天・ジョン・クレイトン(2年)は15回を完投し、176球を投げ切った。2年生ながら最速145キロの速球を投げる右腕。米国人の父を持ち体格にも恵まれた2年生エースは「沖縄のダルビッシュ」と呼ばれる。「自分で最後までいくつもりでした」。延長まで投げるのは初体験だったが、無四球、12奪三振の快投だった。「今日はだんだん調子を上げてきた。0点に抑えたのは予想外」と大川基樹監督(36)も驚く気迫の投球だった。

 対する宮古のエース垣花慶彦(3年)も負けていない。15回、153球の力投。練習でも200球は軽く投げ込むという垣花は「今日は楽しかったです」と笑みを見せた。那覇商を甲子園に導いた神山昂監督(56)が4月に赴任。指導を受けて「監督が来てから甲子園に行きたいと思う気持ちが出てきました」と垣花らナインに変化が出てきた。「春1回戦負けのチームですよ。普段できないプレーが出ましたね」と神山監督は目を見張った。

 合わせて329球を投げた両エースとも「再試合でも投げます」ときっぱり言い切った。仕切り直しは今日の午後2時。1日持ち越しとなった「全国一番星」は自分の右腕でつかみ取る。

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八重山商工がシード中部商撃破/沖縄大会

<高校野球沖縄大会>◇14日◇1回戦

 同じ相手に3度負けるわけにはいかなかった。八重山商工がシードの中部商を10-3で撃破。コールド勝利で2年ぶりの甲子園へ最高のスタートを切った。伊志嶺吉盛監督(54)は「失敗を恐れるな。思い切りやれ」とゲキ。昨秋は3回戦、今春も準々決勝で4-10で敗れた。4回までに同点に追いつかれたが、5回に一挙7得点で勝負を決めた。見事にリベンジを果たし、甲子園まで突き進む。

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北照、新戦力で再出発…高校野球選手権小樽支部組み合わせ決定

第90回全国高校野球選手権(8月2日開幕、甲子園)南北海道大会小樽支部予選の組み合わせ抽選会が17日、小樽市の双葉高校で行われ、別表の通り決定した。昨秋の全道大会準優勝の北照は、26日に倶知安と対戦。捕手兼外野手の西田明央(1年)ら新戦力の台頭もあり、1991年以来17年ぶり夏の甲子園出場を目指す。

 充実した新戦力で、北照が17年ぶり夏の甲子園を狙う。悲願達成へ河上敬也監督(49)は、真っ先に1年生・西田捕手の名前を挙げた。入学直後の紅白戦からチャンスをつかむと、頭脳的なリードで、瞬く間に指揮官の信頼を勝ち取った。

 エース左腕・阿世賀亮(3年)も「西田は野球を考える力がある。小本(清智)も焦っているはず」と、正捕手を引き合いに出し、チーム内競争を大歓迎。マスクは小本がかぶりそうだが、兼任する外野に割って入りそうな勢いだ。投手陣では安定感が増した右腕・五十嵐海人(2年)が台頭。課題の2番手にもめどが立った。

 延長10回のサヨナラ被弾で涙をのんだ秋の決勝。夏への経験を積むはずだった春は部内の暴力行為で出場を辞退。「モチベーションを下げないようにした」と阿世賀主将を中心に、毎日のようにミーティングを重ねた。切れそうだった選手の心を何とかつなぎ留めた。

 「どこが相手でも自分たちの野球をするだけ」と阿世賀。新戦力の勢い。初戦からエンジン全開で臨む。

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高野連 5校の指導者に謹慎処分

日本高野連は18日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、5校の指導者に有期の謹慎処分を決めた。30日の日本学生野球協会審査室に上申され、正式に処分が決まる。

 上申される案件は次の通り。

 千葉・千葉英和の部長=部員のけんかの報告遅れ▽北海道・札幌琴似工の前監督=部内暴力、前部長=報告遅れ▽東京・日大豊山のコーチ=部内暴力、監督=部内暴力に同席▽愛知・弥富の監督=部内暴力▽広島・広島商船高専の前部長=部員のバイク無免許運転の報告遅れ

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憧れは熊田曜子!池田夏希のスマイルに注目

優しい笑顔をカメラに向けるのはタレント、池田夏希(20)。熊田曜子(26)らが所属する芸能事務所、アーティストハウス・ピラミッドの期待の大型新人だ。

 今年3月に芸能界入りし、フジテレビ系「クイズ!ヘキサゴン2」、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」など人気番組に次々と出演。28日には初写真集&DVD「太陽のひとみ」(晋遊舎)を発売する。「グラビア撮影ではあこがれの熊田さんの写真集を見てポージングを勉強しました。チャームポイントは口元のほくろです」とPR。今後については「写真や映像の外見だけじゃなくて、早く中身を知ってもらえるよう頑張りたい」と飛躍を誓った。

 28日午後1時から東京・銀座の福家書店で写真集&DVDの記念イベントを行う。

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青森山田、0―7から大逆転V…春季高校野球東北大会

◆春季高校野球東北大会最終日 ▽決勝 酒田南7―8青森山田=延長10回=(16日・YZタカスタ) 決勝を行い、青森山田(青森)が大逆転で、酒田南(山形)を8―7で下し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。青森山田は0―7とリードを許したが、7回に4点、9回に3点を返し、同点。延長10回には、2死一、三塁から4番・斉藤樹伸(3年)が一、二塁間を破り勝ち越し。5回途中から3番手で登板した左腕、中村篤人(2年)が5回2/3を1安打無失点の好投で、栄冠をつかんだ。

 青森山田の重量打線が土壇場の9回ついに、酒田南をとらえた。4―7から1点を返し、なおも2死一、三塁。7番・矢野君侍(きみひと、3年)が「とにかく強く叩こうと思った」と左中間を真っ二つに破る同点の2点二塁打。その勢いが延長10回2死一、三塁での斉藤の決勝打に結びついた。好リリーフの中村篤は10回、最後の打者を空振り三振に取り、左拳を力強く握った。大逆転劇にナインの笑顔がはじけた。

渋谷良弥監督(61)は「7点取られても、あきらめムードがなかった。『オレが決めよう』じゃなくて『何とかつなごう』という打撃でした」と選手の粘りに脱帽だ。01年まで日大山形(山形)を指揮、地元山形での優勝に「故郷に錦を飾れましたね」と、この日初めて表情を崩した。

 指揮官が「今大会の大収穫。一本立ちした」と言う中村篤が大逆転を呼んだ。直球最速は130キロながら、大会直前に覚えたツーシームを交え、5回2/3を1安打無失点。前日の準決勝・花巻東(岩手)戦でも先発し、5回2/3を5安打1点に抑えた左腕が、公式戦4戦目の登板で大仕事をやってのけた。

 「花巻東戦が自信になった。今日はゼロに抑えることだけを考えた。絶対に味方が打ってくれると思ってましたし。低めにストライク先行でいけました」と、白い歯を見せた。

 毎年12月下旬に行う恒例の「雲谷(もや)ラン」が、心身ともにたくましくした。学校から八甲田山のふもとの雲谷地区まで約20キロの往復走だが、昨冬、初体験した中村篤は「(下半身が安定し)球のキレが良くなった」と、話した。

 春の東北王者として夏を迎える。斉藤は「0―7から逆転して勝った。夏に向けて自信になりました」と、この勢いを夏にも生かす。

◆酒田南、ガックリ課題は左腕対策
7点差をひっくり返されての敗戦に、酒田南ナインはガックリと肩を落とした。先発し、9回7失点(自責点5)の左腕、安井亮輔(2年)は「完投できると思っていたんですけど。まさかあそこまで点を取られるとは…。公式戦でここまで取られたことはないです」と声を絞り出した。

 それでも西原忠善監督(45)は「夏のために、あえて(9回まで安井を)投げさせた」。背番号1の右腕・小山貴史(3年)と並び「両方がエース」という2年生左腕の成長を敗戦の中にも託した。

 そして課題も見つかった。先発メンバーに6人の左打者が並んだ打線は、5回途中から継投した青森山田の左腕・中村篤の前に、わずか1安打。西原監督は「あとは左(打者)が左(投手)をどうするかです」。この敗戦を決してムダにはしない。

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宮古、2日間計24回の死闘制し初戦突破…高校野球選手権沖縄大会

◆高校野球選手権沖縄大会 ▽1回戦 浦添工3―5宮古=再試合=(15日・北谷) 沖縄大会は、宮古が浦添工との延長15回引き分けによる再試合を制し、24イニングの死闘に決着をつけた。約3か月で1万球以上を投げ込んできたエースの垣花慶彦(3年)が、2日で276球を投げ抜き、3失点完投。V候補の一角を撃破し、宮古島から初の甲子園出場に一歩近づいた。

 疲労感は愛する宮古島に置いてきた。24回を投げ抜いた垣花は母校のグラウンドに思いをはせた。「気にするほどの疲れはなかったです。苦しい練習をしてきて良かった」延長15回を完封した前日に続き、9回3失点完投。小さな体に無尽蔵のスタミナを詰め込み、276球を投げきった。

 常識を超える鍛錬が不可能を可能にした。投手陣は連日、短時間に250球を投げる「早投げ」をこなした。「春から(練習日は)だいたい毎日やりました。自信になりましたね」4月からの総投球数は1万球以上。20分間に250球を投げてきた男にとって、2日間276球は余裕だった。

 エースの直球は意図せず揺れ動いた。シンカーのように沈んだかと思えば、カット気味に滑る“魔球”。24イニングで48の内野ゴロを奪った垣花は「直球なんですけど」と頭をかくが、最後まで相手を幻惑した。

 4月に就任した神山昴監督(56)は2人一組のパートナー制を導入。「素材は本当にいい子が多いから」と改革に着手した。互いの行動に目を光らせ、のんびりした気質を打開した。

 チームは「宮古島から甲子園に送る会」の寄付を受け、月に1回は本島に遠征する。強豪校との練習試合で力を養い、この日の逆転劇につなげた。「宮古のチームで勝ちたいんです」と、垣花。宮古島から初の甲子園へ。全島民の願いが込められた鉄腕が、夢を現実にする。

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運天が無四球ゼロ封 浦添工のダル2世…高校野球選手権沖縄大会

◆高校野球選手権沖縄大会 ▽1回戦 浦添工0―0宮古=延長15回引き分け再試合=(14日・北谷) 全国のトップを切って沖縄大会が開幕した。宮古と浦添工は、開幕戦では沖縄大会史上初の引き分け再試合となる死闘を展開。米国人の父と日本人の母を持つ浦添工の運天(うんてん)・ジョン・クレイトン投手(2年)が延長15回をゼロ封し、驚異的な潜在能力を見せた。また、東西東京、東西千葉、南北神奈川など8地区で組み合わせ抽選会が行われた。今夏は記念大会で55校が甲子園に出場する。

 南国の太陽光線が原石を輝かせた。運天が光を放ち、浦添工の夏は続いた。延長15回を無四球ゼロ封。「勝ちたかったけど、負けじゃない」。炎の176球には、16歳の無限の可能性が詰まっていた。

 日本のエースが理想像だった。甘いマスクのハーフ右腕は「ダルビッシュさんを目指してるんです」。しなやかなフォームから最速142キロの直球と2種類のスライダーを駆使。10安打を許したが、本塁は踏ませなかった。

 延長突入は天運だったのかもしれない。夏に向け、運天はスタミナ強化を最優先してきた。おもりをつけて学校近くの坂道を駆け上がり、150球の投げ込みを続けた。蒸し暑い中、初体験の延長に入っても球威は万全。「後半の方が気合が入りました」と涼しい顔で振り返った。

 スタンドには頼もしい援軍が付いていた。軍人として韓国に駐在中の父、ジョン・マイケルさんが休暇をとって応援に駆けつけた。母・ひとみさんにも「毎日、家から離れた学校に送り迎えをしてくれましたから」と快投で感謝を表した。

 晴天に恵まれた開幕試合。絶好の“運転日和”に自慢の制球力がさえ、打者54人に無四球と無類の安定感を発揮した。「直球が多かったけど、変化球もうまく使えたと思います」。時には重戦車のごとく直球で力勝負。時には四隅にスライダーを散らす精密機械と化し、引き分けに持ち込んだ。

 再試合は翌15日。連投覚悟のエースは「3年生と最後なので絶対負けたくない。体力? 大丈夫です」と言い切った。目的地の甲子園へ一直線。運天がアクセル全開でサマードライブに出発した。

 ◆運天(うんてん)・ジョン・クレイトン 1992年3月27日、沖縄県生まれ、16歳。米国人の父と日本人の母を持つハーフ。小学4年で「我如古ファイターズ」で投手として野球を始める。持ち球は最速145キロの直球、2種類のスライダーとカーブ、ツーシーム。180センチ、68キロ。右投右打。

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甲子園目指し沖縄が開幕…夏の高校野球地方大会

第90回全国高校野球選手権大会(8月2日から17日間・甲子園)の代表55校を決める地方大会が14日、全国のトップを切って沖縄で開幕した。

 北谷町の北谷公園野球場で開会式を行った後、熱戦がスタート。昨夏代表の興南や2年ぶりの甲子園を目指す八重山商工などが2回戦に勝ち進み、宮古―浦添工は延長15回を0―0で終え、規定により再試合となった。

 この日は同球場などで1回戦7試合が行われる。21日に南北海道、22日に北北海道が開幕し、7月13日に沖縄で最初の代表が決まる予定。日程が順調に消化されれば、7月27日に全55代表校が出そろう。

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沖縄でトップ切り開幕/地方大会

<高校野球地方大会>◇14日◇沖縄大会

 地方大会が全国のトップを切って沖縄で開幕した。雲に覆われた上空から晴れ間ものぞく中、開会式は午前9時15分から北谷町の北谷公園野球場で行われた。前年代表の興南を先頭に今春の選抜大会優勝の沖縄尚学など計63校が入場行進し、石川の新田朋希主将が選手宣誓を行った。

 この日は同球場などで1回戦7試合が行われる。21日に南北海道、22日に北北海道が開幕し、7月13日に沖縄で最初の代表が決まる予定。日程が順調に消化されれば、7月27日に全55代表校が出そろう。

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運天が無四球ゼロ封 浦添工のダル2世…高校野球選手権沖縄大会

◆高校野球選手権沖縄大会 ▽1回戦 浦添工0―0宮古=延長15回引き分け再試合=(14日・北谷) 全国のトップを切って沖縄大会が開幕した。宮古と浦添工は、開幕戦では沖縄大会史上初の引き分け再試合となる死闘を展開。米国人の父と日本人の母を持つ浦添工の運天(うんてん)・ジョン・クレイトン投手(2年)が延長15回をゼロ封し、驚異的な潜在能力を見せた。また、東西東京、東西千葉、南北神奈川など8地区で組み合わせ抽選会が行われた。今夏は記念大会で55校が甲子園に出場する。

 南国の太陽光線が原石を輝かせた。運天が光を放ち、浦添工の夏は続いた。延長15回を無四球ゼロ封。「勝ちたかったけど、負けじゃない」。炎の176球には、16歳の無限の可能性が詰まっていた。

 日本のエースが理想像だった。甘いマスクのハーフ右腕は「ダルビッシュさんを目指してるんです」。しなやかなフォームから最速142キロの直球と2種類のスライダーを駆使。10安打を許したが、本塁は踏ませなかった。

 延長突入は天運だったのかもしれない。夏に向け、運天はスタミナ強化を最優先してきた。おもりをつけて学校近くの坂道を駆け上がり、150球の投げ込みを続けた。蒸し暑い中、初体験の延長に入っても球威は万全。「後半の方が気合が入りました」と涼しい顔で振り返った。

 スタンドには頼もしい援軍が付いていた。軍人として韓国に駐在中の父、ジョン・マイケルさんが休暇をとって応援に駆けつけた。母・ひとみさんにも「毎日、家から離れた学校に送り迎えをしてくれましたから」と快投で感謝を表した。

 晴天に恵まれた開幕試合。絶好の“運転日和”に自慢の制球力がさえ、打者54人に無四球と無類の安定感を発揮した。「直球が多かったけど、変化球もうまく使えたと思います」。時には重戦車のごとく直球で力勝負。時には四隅にスライダーを散らす精密機械と化し、引き分けに持ち込んだ。

 再試合は翌15日。連投覚悟のエースは「3年生と最後なので絶対負けたくない。体力? 大丈夫です」と言い切った。目的地の甲子園へ一直線。運天がアクセル全開でサマードライブに出発した。

 ◆運天(うんてん)・ジョン・クレイトン 1992年3月27日、沖縄県生まれ、16歳。米国人の父と日本人の母を持つハーフ。小学4年で「我如古ファイターズ」で投手として野球を始める。持ち球は最速145キロの直球、2種類のスライダーとカーブ、ツーシーム。180センチ、68キロ。右投右打。

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センバツV沖縄尚学の夏初戦は名護商工

全国のトップを切って第90回全国高校野球選手権(8月2日開幕、甲子園)沖縄大会の組み合わせが6日、決定した。センバツで9年ぶり2度目の優勝を果たした沖縄尚学は22日、初戦で名護商工と対戦する。沖縄大会は14日に開幕し、来月13日の決勝で全国で一番最初に甲子園出場校が決まる。

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全国のトップ切り沖縄で抽選会

第90回全国高校野球選手権地方大会のトップを切って、沖縄大会の組み合わせ抽選会が6日、行われた。センバツ優勝の沖縄尚学は1回戦で名護商との対戦が決まった。
 沖縄大会は14日に開幕。開幕戦は宮古-浦添工。

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沖縄尚学エース東浜が春夏連覇へ調整着々

全国のトップを切り、第90回全国高校野球選手権沖縄大会の組み合わせ抽選会が6日、沖縄県北谷町の沖縄国民年金健康センターで行われた。センバツで優勝した沖縄尚学は22日、名護商工との対戦が決定した。エース東浜巨(3年)が春夏連続Vを目指す。沖縄大会は14日に開幕し、7月13日の決勝戦で、全国で最初に代表校が決定する。

 初戦の相手、名護商工について、比嘉公也監督(26)は「秋の県大会の準決勝で対戦した相手。緊張感を持って戦えるいい相手に決まったと思っています」と気を引き締める。

 エース東浜は、存在感がさらに高まってきている。センバツ後は疲れを取るために2週間ノースローの期間を取り、4月下旬の九州大会でもマウンドに上がることはなかった。5月に入ってから投球練習を始め、24日の横浜(神奈川)との招待野球で先発。直球主体の投球で安打は許したものの、自慢のツーシームで要所を抑え1失点完投した。この日の直球は143キロ。「まだまだ上体で投げている感じ。制球も定まってなくて、センバツの時の投球とはほど遠いですね」と比嘉監督は言うが、それも期待のあらわれだ。

 5月31日には首里と、1日は宜野座との練習試合で先発。夏の連投に備え、練習試合でも連投するなど次第に「夏モード」になりつつある。「夏も甲子園に行って比嘉先生を超えたい」。甲子園まで6試合。センバツ優勝後に立てた目標は常に東浜の胸にある。

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オープンカフェの店

昨日は夕方から、友人と飲みに出かけました。
前から、気になっていたオープンカフェの店。
軽食もOKです。

ビールは、ヱビス、グロールシュ、ハイネケン とあります。
暑かったので、のどが渇いていました。2008060117490000
2色ソーセージの盛り合わせ、カマンベールのオーブン焼き、ナッツを頂きました。
おいしいですね。

女性2人でオーナーをされているらしく、窓ガラスにメッセージもあったりして、いい感じです。
窓ガラスも大きくて外からもよく見えます。

窓際に座ると新宿御苑が風景画になります。
新緑があざやかです。
最後は、外でワインを頂きました。
また、行きたいな。

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川田アナ「追い詰めた人間を告発する」と憤る父親の無念

●実家は北陸で大病院を経営

 娘をここまで追い詰めたのは誰なんだ。できれば、そいつを告発したい――。

 26日に亡くなった元TBSアナウンサーの川田亜子さん(享年29)の父親は、こう憤慨しているという。父親は最初から不信感の塊だったようだ。

「遺体と対面した遺族は変わり果てた姿に絶句していました。ただ、お父さんだけは『ちゃんと捜査してくれたのか?』と必死になって警察に食い下がっていたそうです」(関係者)

 今後、父親は携帯電話やパソコンのメール、その他遺留品を徹底的に調べた上で、川田さんを追い詰めた人物と原因を特定し、結論を出す意向と伝えられる。

 川田さんは北陸にある実家が大病院を経営していて、白百合女子大出身のお嬢さまといわれていた。しかし、実際には15歳のときに両親が離婚し、その後、父親は再婚したわけありの家庭環境で育った。父親は精神科医で富山県内で大きな病院とクリニックを経営。そんな実家と離婚した母親のはざまにいて、亡くなる前は実母に相談に乗ってもらったりしていた。

 それだけに、父親としては突然、娘の死を知らされて動揺したはずだし、精神科医として娘の自殺に納得できない面もあるだろう。真相を追及するのは当然なのだ。

「川田さんはさまざまな悩みを抱えていたとされ、そのひとつが彼女と交際していたと噂される男性の存在です。ひとりは芸能界の実力者で、これまで数々の女優やタレントと浮名を流した人物。さらにタレントや俳優の名前も挙がっているし、川田さんがストーカーに悩んでいたという話もある」(マスコミ関係者)

 父親が経営する病院は、取材に「一切言えません」と口を閉ざす。川田さんが最後に何を思ったか。つまびらかにして欲しいと祈るばかりだ。

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