八戸西、合言葉は「打倒私立」…高校野球青森県組み合わせ抽選会
第90回記念全国高校野球選手権青森県大会(7月10日開幕)の組み合わせ抽選会が24日、青森市で行われた。昨年4強の八戸西は「打倒私立」を合言葉に掲げ、初戦2回戦で鶴田と南部工の勝者と対戦、初の甲子園出場を狙う。5連覇のかかる青森山田は、五所川原と青森東の勝者を迎え撃つ。
トップの青森山田に3番目の光星学院。県内2強に挟まれ、2番目に抽選に臨んだ八戸西の田沢亮介主将(3年)は、マイクアピールで言い切った。「毎回、私立が(甲子園に)行っている。公立でもできることを証明します!」。堂々の宣言に会場が一瞬、どよめいた。
1996年の弘前実を最後に、11年連続で代表の座から遠ざかっている公立勢。中でも八戸西は、昨春と今春に東北大会に出場、昨夏も4強入りと“ストップ・ザ・私立”の大本命だ。
昨秋、県大会出場を懸けた八戸地区の代表決定戦で、光星学院に敗れてから「打倒私立」を合言葉に掲げた。「夏まで1万スイング」をノルマに、1日500回以上の素振り。冬場は学校から6キロ離れた南部山まで走り、公園内で坂道ダッシュを各自10本など、身も心も鍛え直した。田沢主将は「つらかったけど、確実にレベルアップした」。今春は東北大会にも出場。
OBで日体大卒の斉藤昌宏氏(26)が、今春から非常勤講師として指導。ウエートでの体幹トレーニングや、練習後のケア方法などを伝授してきた。横田和也部長(40)は「体が強くなって、けがをする選手がいなくなった」と効果は抜群だ。
田沢主将は「私立を倒すために公立に来た。みんな同じ思い。やればできるというのを見せる」初の代表切符獲得を誓った。


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